2012年01月24日
「道の駅」設置の方向性
1月16日 総務産業常任委員会と全員協議会の中で、尾鷲市の「道の駅」設置の方向性について、市は正式に発表しました。

(熊野尾鷲道路…尾鷲南IC付近)
昨年5回開催された尾鷲市道の駅設置検討会議で、熊野尾鷲道路の尾鷲南IC付近が第一候補として結論が出たことから、
市長もその結果を受けて、結論を出したようです。
今後、国交省と調整を図っていくものと思いますが、今年度は調査費はなく、正式には4月以降に動き出すことになりそうです。
そのためには3月議会で予算が承認されるだけの説明責任が必要です。
現在、全国には977か所の道の駅が設置されています。(平成23年8月25日現在)
しかし、設置検討会議は何のための会議だったのか?
今後の運営については、この会議でまとめられたコンセプトをもとに検討されていくようです。
ここしばらく、学校を除いた尾鷲市の投資は、アクアステーション、夢古道おわせ…そして道の駅となりそうですが、
この3者を連携させることを念頭においた投資でないと全てが効果の上がらないものになってしまいます。
道の駅議論の前に、まちなかのにぎわいを取り戻す事業が進んでいたはずですが、
昨年3月に策定されたまちなかにぎわいづくりプランは今年度動きのないままです。
市長が言うには、道の駅はタイミングということですが、別の言い方をすれば降ってわいたです。
もともとの尾鷲市のまちづくりをどう考えるかの中で、タイミングがあったのならよいですが…。
まち中浮揚策が中心だったのが、土地や道路の条件(もしくは国)の条件で、尾鷲南IC付近の選択肢しかないというのは、
狭い尾鷲市であっても市民の反応は厳しいものになりそうです。
それまで種をまいてきた、鯛カレーやマイはしとなど魚のまち、木のまちをイメージさせる取り組みは??
来年度以降、観光物産協会を法人化した目玉のセラピスト事業は?
まずは、住んでいる人の健康がよくならないといけません。
もっといえば、私が12月議会で、一般質問をした自殺予防のこと。
こころの健康も増進しないと…そもそも健康なまちでないと、この事業は成り立たっていきません。
単なる山を歩けば健康になるならどこにでも山はあります。
世界遺産という看板があるだけです。
それも尾鷲市以外にも古道はあります。
住民がこころもからだも健康なまち・・・・だからセラピスト事業のリアリティが出てきます。(話が逸れました…)
さて、道の駅以外には、須賀利地区のバス運行について。
紀北町の島勝まで、民間バスに接続する市営のバスを出すというもの。
来年10月が目途です。
隣まちのバスが同じくコミニュティバスなら、広域運行もできそうなのですが、民間会社とはそれはできないようで…。
飛び地だから受ける行政サービスの不利益はなんとかしなければと思いますが。
その他、深層水裁判の取り下げの報告がありました。
また、職員がUSBの持ち込みで、ウイルスに感染し、年末に戸籍システムの不具合が生じたとのこと。
そもそも重要なPCに持ち込みUSBを使用することが問題なのですが・・・・。
ウイルスといえば、インフルエンザが流行しています。
市役所内でも、職員がマスクを着けて仕事している姿を見かけます。
多少の出費でも、加湿器、空気清浄機の導入が効果的です。
インフルエンザが流行することで、職員が休み、行政サービスの低下を招くことは危機管理の問題です。
来訪者の感染も危惧されます。
しかし、どうやらそういうことに関心がないようで・・・・。
まずは、手洗い、鼻洗い、自己防衛と咳による感染を防ぐマスクをすることしかなさそうです。
(熊野尾鷲道路…尾鷲南IC付近)
昨年5回開催された尾鷲市道の駅設置検討会議で、熊野尾鷲道路の尾鷲南IC付近が第一候補として結論が出たことから、
市長もその結果を受けて、結論を出したようです。
今後、国交省と調整を図っていくものと思いますが、今年度は調査費はなく、正式には4月以降に動き出すことになりそうです。
そのためには3月議会で予算が承認されるだけの説明責任が必要です。
現在、全国には977か所の道の駅が設置されています。(平成23年8月25日現在)
しかし、設置検討会議は何のための会議だったのか?
今後の運営については、この会議でまとめられたコンセプトをもとに検討されていくようです。
ここしばらく、学校を除いた尾鷲市の投資は、アクアステーション、夢古道おわせ…そして道の駅となりそうですが、
この3者を連携させることを念頭においた投資でないと全てが効果の上がらないものになってしまいます。
道の駅議論の前に、まちなかのにぎわいを取り戻す事業が進んでいたはずですが、
昨年3月に策定されたまちなかにぎわいづくりプランは今年度動きのないままです。
市長が言うには、道の駅はタイミングということですが、別の言い方をすれば降ってわいたです。
もともとの尾鷲市のまちづくりをどう考えるかの中で、タイミングがあったのならよいですが…。
まち中浮揚策が中心だったのが、土地や道路の条件(もしくは国)の条件で、尾鷲南IC付近の選択肢しかないというのは、
狭い尾鷲市であっても市民の反応は厳しいものになりそうです。
それまで種をまいてきた、鯛カレーやマイはしとなど魚のまち、木のまちをイメージさせる取り組みは??
来年度以降、観光物産協会を法人化した目玉のセラピスト事業は?
まずは、住んでいる人の健康がよくならないといけません。
もっといえば、私が12月議会で、一般質問をした自殺予防のこと。
こころの健康も増進しないと…そもそも健康なまちでないと、この事業は成り立たっていきません。
単なる山を歩けば健康になるならどこにでも山はあります。
世界遺産という看板があるだけです。
それも尾鷲市以外にも古道はあります。
住民がこころもからだも健康なまち・・・・だからセラピスト事業のリアリティが出てきます。(話が逸れました…)
さて、道の駅以外には、須賀利地区のバス運行について。
紀北町の島勝まで、民間バスに接続する市営のバスを出すというもの。
来年10月が目途です。
隣まちのバスが同じくコミニュティバスなら、広域運行もできそうなのですが、民間会社とはそれはできないようで…。
飛び地だから受ける行政サービスの不利益はなんとかしなければと思いますが。
その他、深層水裁判の取り下げの報告がありました。
また、職員がUSBの持ち込みで、ウイルスに感染し、年末に戸籍システムの不具合が生じたとのこと。
そもそも重要なPCに持ち込みUSBを使用することが問題なのですが・・・・。
ウイルスといえば、インフルエンザが流行しています。
市役所内でも、職員がマスクを着けて仕事している姿を見かけます。
多少の出費でも、加湿器、空気清浄機の導入が効果的です。
インフルエンザが流行することで、職員が休み、行政サービスの低下を招くことは危機管理の問題です。
来訪者の感染も危惧されます。
しかし、どうやらそういうことに関心がないようで・・・・。
まずは、手洗い、鼻洗い、自己防衛と咳による感染を防ぐマスクをすることしかなさそうです。
2012年01月24日
みんな喜ぶ会社になる講座
三重県経営品質協議会の主催で、松阪商工会議所にて「みんな喜ぶ会社になる講座」が開催されました。
コーディネーターは(株)Will Staff代表の長谷川聡子さんと吉川由美さん、
万協製薬(株)から生産管理課の宮崎真治さん(課長)と高島久美さん(リーダー)が講師をされました。
万協製薬(株)は、卓越した経営を継続していることから、2009年に日本経営品質賞を受賞しています。
松浦社長は、カンブリア宮殿にも出演していることからご存知の方も多いと思います。
万協製薬は、神戸の震災から復興した中小企業のモデルにもなっています。
松浦社長は、人に必要とされる会社になりたい…そう思って、多気町で会社再生を行ってきたとのことです。

まず、そのカンブリア宮殿のDVDを視聴しました。
思えば、放送を見たので、2度目です。
会社も個人も誰かのために何かをする存在にならなければならない…という言葉が印象的でした。
どんな会社もお客さんに何らかの価値を作り上げているから、存在しているわけですが、
逆にいえば、お客さんに必要とされているから、会社は存在していけるわけです。
その会社があってよかったと言ってもらえるようになることが大事ですね。
ここは、行政も、会社も忘れてはいけないところだと思います。

日本一元気な社長というだけでなく、社員も元気です。
必要とされる会社を目指してやっている根幹は…やっぱりコミュニケーションです。
仕事だけでなく、仕事以外のところで人のもっている良さを引き出す。
特にイベントを通して…ということが多いようです。
それぞれの社員の力を引き出すことで会社全体のパフォーマンスを上げていますね。
会社の経営はOEM(相手先ブランド製造)に特化しており、製造を請け負い、相手先ブランドで販売してもらう。
一方、自社の開発も進め、それを相手先に売り込んでいくことも積極的です。
多気町を、三重県を有名にした企業と言っても過言ではありません。
ますや、橋本電子、ファインデンタル、北星高校から7人の参加があり、意見交換して、少し時間延長しつつ終わりました。
本当、社員の方の会社プレゼンも生き生きしていていました。
もちろん、はじめからこんな会社であったわけでもなく、離職率も高い時があったようです。
しかし、巧みなコミニュケーションで、離職率も下がり、社員の平均年齢が34歳と若いので、キャリアの考え方も興味深いものです。
課長が他の課の課員となるようなジョブローテーションを行っており、
課長やリーダーをしたくない人にも、その経験をしてもらうことがあると。
給与の面は、仕事の目標に応じた点数を持っており、それがボーナスに反映されるとのことで、
異動してもポイントを持っていくことができるとのことです。
個人に着目したキャリアデザインを構築していますね。
会議のやり方も、会議だとなかなか意見がでないので、事前にしゃべってもらう内容を考えてきてもらうことや、
気づきのミーティングといったネーミングに変えたり、どうしてもしゃべらない人には、後で話を聞くと言うフォローもしているようです。
話し合いの仕方を変えることは、組織を変えていく一番の重要なことですが、これが一番難しいものです。
どこの組織でも分かっているけど…ということがあると思います。
以前、松浦社長にもお会いしたことがあり、今回社員の方の話を聞き、次は会社訪問をしたいと思いました。
コーディネーターは(株)Will Staff代表の長谷川聡子さんと吉川由美さん、
万協製薬(株)から生産管理課の宮崎真治さん(課長)と高島久美さん(リーダー)が講師をされました。
万協製薬(株)は、卓越した経営を継続していることから、2009年に日本経営品質賞を受賞しています。
松浦社長は、カンブリア宮殿にも出演していることからご存知の方も多いと思います。
万協製薬は、神戸の震災から復興した中小企業のモデルにもなっています。
松浦社長は、人に必要とされる会社になりたい…そう思って、多気町で会社再生を行ってきたとのことです。
まず、そのカンブリア宮殿のDVDを視聴しました。
思えば、放送を見たので、2度目です。
会社も個人も誰かのために何かをする存在にならなければならない…という言葉が印象的でした。
どんな会社もお客さんに何らかの価値を作り上げているから、存在しているわけですが、
逆にいえば、お客さんに必要とされているから、会社は存在していけるわけです。
その会社があってよかったと言ってもらえるようになることが大事ですね。
ここは、行政も、会社も忘れてはいけないところだと思います。
日本一元気な社長というだけでなく、社員も元気です。
必要とされる会社を目指してやっている根幹は…やっぱりコミュニケーションです。
仕事だけでなく、仕事以外のところで人のもっている良さを引き出す。
特にイベントを通して…ということが多いようです。
それぞれの社員の力を引き出すことで会社全体のパフォーマンスを上げていますね。
会社の経営はOEM(相手先ブランド製造)に特化しており、製造を請け負い、相手先ブランドで販売してもらう。
一方、自社の開発も進め、それを相手先に売り込んでいくことも積極的です。
多気町を、三重県を有名にした企業と言っても過言ではありません。
ますや、橋本電子、ファインデンタル、北星高校から7人の参加があり、意見交換して、少し時間延長しつつ終わりました。
本当、社員の方の会社プレゼンも生き生きしていていました。
もちろん、はじめからこんな会社であったわけでもなく、離職率も高い時があったようです。
しかし、巧みなコミニュケーションで、離職率も下がり、社員の平均年齢が34歳と若いので、キャリアの考え方も興味深いものです。
課長が他の課の課員となるようなジョブローテーションを行っており、
課長やリーダーをしたくない人にも、その経験をしてもらうことがあると。
給与の面は、仕事の目標に応じた点数を持っており、それがボーナスに反映されるとのことで、
異動してもポイントを持っていくことができるとのことです。
個人に着目したキャリアデザインを構築していますね。
会議のやり方も、会議だとなかなか意見がでないので、事前にしゃべってもらう内容を考えてきてもらうことや、
気づきのミーティングといったネーミングに変えたり、どうしてもしゃべらない人には、後で話を聞くと言うフォローもしているようです。
話し合いの仕方を変えることは、組織を変えていく一番の重要なことですが、これが一番難しいものです。
どこの組織でも分かっているけど…ということがあると思います。
以前、松浦社長にもお会いしたことがあり、今回社員の方の話を聞き、次は会社訪問をしたいと思いました。
2012年01月23日
牛乳の話
冬場は、乳脂肪の率が高くなることなどで牛乳が美味しい時期です。
(牛は暑さより寒さに強い動物です。)
しかし、本当に美味しい牛乳はそう多くないです。

日本で流通している大半の牛乳である超高温殺菌牛乳(120〜130度で2〜3秒間)は一瞬濃厚さを感じるのですが、後にずっと脂っぽさが残ります。
これが牛乳だなと感じるのは小さい頃から飲み続けた舌の記憶のせいです。
鮮度が高く汚染が少ない乳を低温殺菌(63〜65度で30分)した牛乳を飲むと、高温殺菌がいかに不自然かがわかります。
牧場の人以外ではできませんが、絞ったばかりの乳を鍋に入れて、沸騰しないよう適度に加温・殺菌して飲むと、
低温殺菌牛乳と同じ風味がして、なんともさらっとした飲み心地です。

そもそも殺菌する目的は、牛から人に感染する病気(結核、Q熱、ブルセラなど)や食中毒の発生を防ぐためと、
腐敗菌の増殖を抑えて日持ちさせるためです。
その方法は、乳等省令というルールで決められており、63〜65度で30分と同等以上の殺菌をすることが決められています。
大きく分けて3種類の殺菌方法があり、
低温殺菌(63〜65度30分)、高温殺菌(75度以上15分)、超高温(120〜150度2〜3秒)です。
(超高温には、常温保存可能な、LL牛乳を作る方法もあります。)
同じ生乳でも、殺菌方法の違いで風味に差が出ます。
ただ低温殺菌は流通が難しいという問題があります。
大体一週間以内の期限であることや、保管温度が10度を大幅に越えると急速に菌が増殖します。
三重県内で低温殺菌の牛乳は、四日市酪農ともくもくファーム(ジャージー種の牛乳)だけが製造しています。
高温殺菌は、山村乳業が製造しています。
四日市酪農は、みえ生協・らでぃっしゅぼーや地元農産品直売所(一部スーパー)などで、
もくもくファームや山村乳業は限定された地域や店舗で買うことができます。
それぞれ、インターネット販売もしています。
このとおり、牛乳本来の風味を残している低温殺菌牛乳は、生産量や流通の関係でどこでも手に入れられるものではないです。
準大手のタカナシ乳業は、全国的に低温殺菌牛乳を流通させています。
南部地域を除いたスーパーで見ることがあると思います。
全国的には、様々な中小の乳業メーカーが作っているので、取り寄せて飲み比べるのも面白いかもしれません。
大手三社は超高温殺菌でもパックのやり方など改良していますが、原材料の問題やこの殺菌方法では、本来の風味に近づけるのは不可能です。
しかし牛乳の価格の低下も甚だしい時代です。
飼料コストがあがる中、末端価格が200円を切ると、原材料コストだけで半分くらいを占める牛乳は、ほとんど利益がでません。
コモディディ商品は市場原理で仕方ないのですが、安売りに走らず品質と風味を大事にする会社が残っていって欲しいです。
(牛は暑さより寒さに強い動物です。)
しかし、本当に美味しい牛乳はそう多くないです。
日本で流通している大半の牛乳である超高温殺菌牛乳(120〜130度で2〜3秒間)は一瞬濃厚さを感じるのですが、後にずっと脂っぽさが残ります。
これが牛乳だなと感じるのは小さい頃から飲み続けた舌の記憶のせいです。
鮮度が高く汚染が少ない乳を低温殺菌(63〜65度で30分)した牛乳を飲むと、高温殺菌がいかに不自然かがわかります。
牧場の人以外ではできませんが、絞ったばかりの乳を鍋に入れて、沸騰しないよう適度に加温・殺菌して飲むと、
低温殺菌牛乳と同じ風味がして、なんともさらっとした飲み心地です。
そもそも殺菌する目的は、牛から人に感染する病気(結核、Q熱、ブルセラなど)や食中毒の発生を防ぐためと、
腐敗菌の増殖を抑えて日持ちさせるためです。
その方法は、乳等省令というルールで決められており、63〜65度で30分と同等以上の殺菌をすることが決められています。
大きく分けて3種類の殺菌方法があり、
低温殺菌(63〜65度30分)、高温殺菌(75度以上15分)、超高温(120〜150度2〜3秒)です。
(超高温には、常温保存可能な、LL牛乳を作る方法もあります。)
同じ生乳でも、殺菌方法の違いで風味に差が出ます。
ただ低温殺菌は流通が難しいという問題があります。
大体一週間以内の期限であることや、保管温度が10度を大幅に越えると急速に菌が増殖します。
三重県内で低温殺菌の牛乳は、四日市酪農ともくもくファーム(ジャージー種の牛乳)だけが製造しています。
高温殺菌は、山村乳業が製造しています。
四日市酪農は、みえ生協・らでぃっしゅぼーや地元農産品直売所(一部スーパー)などで、
もくもくファームや山村乳業は限定された地域や店舗で買うことができます。
それぞれ、インターネット販売もしています。
このとおり、牛乳本来の風味を残している低温殺菌牛乳は、生産量や流通の関係でどこでも手に入れられるものではないです。
準大手のタカナシ乳業は、全国的に低温殺菌牛乳を流通させています。
南部地域を除いたスーパーで見ることがあると思います。
全国的には、様々な中小の乳業メーカーが作っているので、取り寄せて飲み比べるのも面白いかもしれません。
大手三社は超高温殺菌でもパックのやり方など改良していますが、原材料の問題やこの殺菌方法では、本来の風味に近づけるのは不可能です。
しかし牛乳の価格の低下も甚だしい時代です。
飼料コストがあがる中、末端価格が200円を切ると、原材料コストだけで半分くらいを占める牛乳は、ほとんど利益がでません。
コモディディ商品は市場原理で仕方ないのですが、安売りに走らず品質と風味を大事にする会社が残っていって欲しいです。
2012年01月15日
丸善 名古屋栄店
丸善京都河原町店が2005年に閉店し、次は名古屋栄店も閉店の危機のようです。

(広小路通側)
名古屋栄店は明治7年に開店し、創業初期から続く老舗。
現在入居している丸善ビルは築40年以上経過して、建て替えを検討しているとのこと。
同じ場所に復活してほしいところですが…。

(呉服町通側)
10年来、栄に行くとほぼ必ず立ち寄る店で、なんとなく古いながらに知的な雰囲気が漂う店です。
そもそも、大体どこにどんな分野の本があるかわかっているので便利だし、
本の品ぞろえ、陳列の仕方、1Fの文具、4Fのギャラリーなど多彩な店舗ということもあります。

(医学書や生物学関係の書籍も充実しており、学生時代から利用していました。)
広小路通りを挟んで目の前にあったマナハウスが数年で撤退し、丸栄隣のスカイルにあったあおい書店も昨年閉店。
ロフトの旭屋書店も今月撤退とのことで、近隣の大型書店はロフトのジュンク堂とだけになります。

名古屋駅前でも、三省堂書店のテルミナ店が一昨年閉店するなど、お世話になってきた書店が次々なくなることになります。
三重県では大型店はなく、名古屋や京都に行った時は、書店に立ち寄るのが楽しみの一つです。
まだしばらく先ですが、JR名古屋高島屋11階にある三省堂書店は、2016年度に完成予定の新ビルに移転するようです。

(広小路通。一時期一車線化をして、歩道を拡張するという計画もありましたが…。)
ネット社会で、2日もあれば自宅まで配送してもらえる時代ですが、やはり探す楽しみ、実際手に取ってみる楽しみは今も昔も変わりません。
(広小路通側)
名古屋栄店は明治7年に開店し、創業初期から続く老舗。
現在入居している丸善ビルは築40年以上経過して、建て替えを検討しているとのこと。
同じ場所に復活してほしいところですが…。
(呉服町通側)
10年来、栄に行くとほぼ必ず立ち寄る店で、なんとなく古いながらに知的な雰囲気が漂う店です。
そもそも、大体どこにどんな分野の本があるかわかっているので便利だし、
本の品ぞろえ、陳列の仕方、1Fの文具、4Fのギャラリーなど多彩な店舗ということもあります。
(医学書や生物学関係の書籍も充実しており、学生時代から利用していました。)
広小路通りを挟んで目の前にあったマナハウスが数年で撤退し、丸栄隣のスカイルにあったあおい書店も昨年閉店。
ロフトの旭屋書店も今月撤退とのことで、近隣の大型書店はロフトのジュンク堂とだけになります。
名古屋駅前でも、三省堂書店のテルミナ店が一昨年閉店するなど、お世話になってきた書店が次々なくなることになります。
三重県では大型店はなく、名古屋や京都に行った時は、書店に立ち寄るのが楽しみの一つです。
まだしばらく先ですが、JR名古屋高島屋11階にある三省堂書店は、2016年度に完成予定の新ビルに移転するようです。
(広小路通。一時期一車線化をして、歩道を拡張するという計画もありましたが…。)
ネット社会で、2日もあれば自宅まで配送してもらえる時代ですが、やはり探す楽しみ、実際手に取ってみる楽しみは今も昔も変わりません。
2012年01月13日
紀勢自動車道(海山IC~尾鷲北IC)が3月20日に開通
国土交通省の紀勢国道事務所によると、紀勢自動車道の海山IC〜尾鷲北IC間が3月20日に開通することが決まりました。
この間の国道42号線は、平成16年9月の海山豪雨の際に、海山〜尾鷲間の鷲毛峠で道路が陥没・崩落し、
復旧に3日間ほどを要したことがありました。
そのためか、紀勢道の紀勢大内山IC以南では一番早く開通することになりました。

(工事が進む国道42号線坂場交差点…尾鷲北IC方面の写真です。)
現在、尾鷲〜名古屋間で最短時間は、JRの南紀特急で約2時間30分です。
三重交通の特急バスで約3時間10分、自家用車で休憩などを勘案しなければJR並みの2時間30分(約180km)といったところでしょうか。
新名神高速道路ができた関係で、尾鷲〜京都間が自家用車で約3時間(約200km)となっており、時間と実際の走行距離は名古屋とほぼ同じです。
(大阪は約4時間、距離にして約240km。)
今回の区間は距離で6.1km、時間で約5分程度の短縮となるだけですが、大内山〜熊野間には、荷坂峠、鷲毛峠、矢ノ川峠があります。
今回その一つを通る必要がなくなったことから、長距離運転者の心理的負担が多少軽減するかと思います。
平成24年度内には、紀勢大内山IC〜紀伊長島ICが開通し、荷坂峠が、
平成25年度内には、勢和多気JC〜(熊野市)大泊ICの紀勢道、熊野尾鷲道路の全てが開通し、矢ノ川峠が同様に、
登り下りしなくてもよいことになります。
まもなく、東京から時間的距離が日本で一番遠い地域の一つと言われた紀伊半島の南部まで、高規格道路で全て結ばれるようになります。
三重県内でも、中北勢地域の四日市市や津市などから見ると、東紀州地域は遠い・行ったことがないという人も多いでしょう。
このような心理的バリアは相当なくなり、逆に、東紀州地域の人たちもどんどん地域外に出やすくなります。
大都市から遠いからこそ培ってきた文化・生活があり、それをしっかり守っていくとともに、
東紀州の広域連携、そして東紀州地域以外との交流が盛んになることが望まれます。
2011年5月 熊野尾鷲道路の視察…http://masakiyo33.mie1.net/e314992.html
この間の国道42号線は、平成16年9月の海山豪雨の際に、海山〜尾鷲間の鷲毛峠で道路が陥没・崩落し、
復旧に3日間ほどを要したことがありました。
そのためか、紀勢道の紀勢大内山IC以南では一番早く開通することになりました。

(工事が進む国道42号線坂場交差点…尾鷲北IC方面の写真です。)
現在、尾鷲〜名古屋間で最短時間は、JRの南紀特急で約2時間30分です。
三重交通の特急バスで約3時間10分、自家用車で休憩などを勘案しなければJR並みの2時間30分(約180km)といったところでしょうか。
新名神高速道路ができた関係で、尾鷲〜京都間が自家用車で約3時間(約200km)となっており、時間と実際の走行距離は名古屋とほぼ同じです。
(大阪は約4時間、距離にして約240km。)
今回の区間は距離で6.1km、時間で約5分程度の短縮となるだけですが、大内山〜熊野間には、荷坂峠、鷲毛峠、矢ノ川峠があります。
今回その一つを通る必要がなくなったことから、長距離運転者の心理的負担が多少軽減するかと思います。
平成24年度内には、紀勢大内山IC〜紀伊長島ICが開通し、荷坂峠が、
平成25年度内には、勢和多気JC〜(熊野市)大泊ICの紀勢道、熊野尾鷲道路の全てが開通し、矢ノ川峠が同様に、
登り下りしなくてもよいことになります。
まもなく、東京から時間的距離が日本で一番遠い地域の一つと言われた紀伊半島の南部まで、高規格道路で全て結ばれるようになります。
三重県内でも、中北勢地域の四日市市や津市などから見ると、東紀州地域は遠い・行ったことがないという人も多いでしょう。
このような心理的バリアは相当なくなり、逆に、東紀州地域の人たちもどんどん地域外に出やすくなります。
大都市から遠いからこそ培ってきた文化・生活があり、それをしっかり守っていくとともに、
東紀州の広域連携、そして東紀州地域以外との交流が盛んになることが望まれます。
2011年5月 熊野尾鷲道路の視察…http://masakiyo33.mie1.net/e314992.html
2012年01月08日
成人式
第54回尾鷲市成人式が行われました。
平成23年12月31日現在の住民基本台帳による20歳の人口は147人でした。

20歳になると、様々な権利が与えられます。
その一つが選挙権(投票権)です。
社会の中の意思決定に参加することができるようになります。
その意思決定は、(自分や自分の組織・地域だけでなく)外を向いた視点で、将来のためには今どうすればよいかという決断が必要です。

災害、少子高齢化…と暗い話題ばかりの昨今です。
そういう中でも、この成人をした世代、そしてもっと若い世代に、希望の持てる社会の仕組みを作っていく必要があります。

6人の新成人代表によるスピーチや、17歳で急逝した友人を祝う場面、中学時代の担任などによるお祝いの言葉など、
落ち着いた雰囲気の中、終了しました。
成人を迎えた皆さんおめでとうございます。
平成23年12月31日現在の住民基本台帳による20歳の人口は147人でした。
20歳になると、様々な権利が与えられます。
その一つが選挙権(投票権)です。
社会の中の意思決定に参加することができるようになります。
その意思決定は、(自分や自分の組織・地域だけでなく)外を向いた視点で、将来のためには今どうすればよいかという決断が必要です。
災害、少子高齢化…と暗い話題ばかりの昨今です。
そういう中でも、この成人をした世代、そしてもっと若い世代に、希望の持てる社会の仕組みを作っていく必要があります。
6人の新成人代表によるスピーチや、17歳で急逝した友人を祝う場面、中学時代の担任などによるお祝いの言葉など、
落ち着いた雰囲気の中、終了しました。
成人を迎えた皆さんおめでとうございます。
2012年01月03日
ミカン山から
甘夏が色づいています。

湾の外は熊野灘…太平洋です。

市街地から車で10分ほど…ここは50年ほど前に開拓されたミカン山。

わたしの実家も40年ほど前までミカン農家でした。

ちょうどよい大きさのまちです。

収穫は春先から…もうしばしの辛抱です。
冷蔵庫で冷やして食べるととても美味しいです。
湾の外は熊野灘…太平洋です。
市街地から車で10分ほど…ここは50年ほど前に開拓されたミカン山。
わたしの実家も40年ほど前までミカン農家でした。
ちょうどよい大きさのまちです。
収穫は春先から…もうしばしの辛抱です。
冷蔵庫で冷やして食べるととても美味しいです。
2011年12月31日
須野町
熊野市の須野町。
堤防越しに見える太平洋は絶景です。

国道311号線の(尾鷲市)梶賀~(熊野市)須野間が開通したのはわずか10年ほど前の平成13年でした。
それまで、尾鷲市内から須野町に行くには、かなりの距離と時間を要しました。
須野に入るのははじめてです。
ちなみに、熊野市のHPを見ると、平成23年12月1日現在、7世帯7人の人口のようです。
堤防から海に向かって。

堤防から町に向かって。

狭い路地に家が立っています。

高台から町を見下ろす。

小学校分校跡…その前にきれいな水路が流れてます。
面白い風景があって、民家の敷地内に郵便ポストがありました
そのポストも今月上旬をもって廃止になったようです…。
夏ミカンと茶畑、野菜畑がわずかにありました。
同じように尾鷲から須野を尋ねた人と出会いました。

限界集落だとか何とか言われますが…。
そろそろ日が落ちます。
もうすぐ新しい年を迎えます。
堤防越しに見える太平洋は絶景です。
国道311号線の(尾鷲市)梶賀~(熊野市)須野間が開通したのはわずか10年ほど前の平成13年でした。
それまで、尾鷲市内から須野町に行くには、かなりの距離と時間を要しました。
須野に入るのははじめてです。
ちなみに、熊野市のHPを見ると、平成23年12月1日現在、7世帯7人の人口のようです。
堤防から海に向かって。
堤防から町に向かって。
狭い路地に家が立っています。
高台から町を見下ろす。
小学校分校跡…その前にきれいな水路が流れてます。
面白い風景があって、民家の敷地内に郵便ポストがありました
そのポストも今月上旬をもって廃止になったようです…。
夏ミカンと茶畑、野菜畑がわずかにありました。
同じように尾鷲から須野を尋ねた人と出会いました。
限界集落だとか何とか言われますが…。
そろそろ日が落ちます。
もうすぐ新しい年を迎えます。
2011年12月31日
三木崎灯台
年末のとある日、天気がよく散策日和ということで、三木埼灯台へ。

国道311号線の旧道から、案内に従い、三木埼灯台方面へ…途中車を置いて、徒歩で約40分の行程です。

残り600mの地点。右に行けば灯台、左に行けばつばき園地。
現在の総務省、当時は逓信省。
定番のアングルです。

冬の住んだ空気、常緑樹の中の白い灯台、そして海の青、空の青。

三木埼灯台は、昭和3年11月28日に初点灯。当時、光度は5万5千カンデラ(現在、24万カンデラ)。
昭和43年から無人運用。
光達距離21海里(約39km)。
水面から灯火まで150m。
志摩半島の大王埼灯台と、紀伊半島の南端潮岬灯台のほぼ中間に位置する。


ウバメガシ?空に向かって力強く延びています。


三木浦町内の遠景です。
国道311号線の旧道から、案内に従い、三木埼灯台方面へ…途中車を置いて、徒歩で約40分の行程です。
残り600mの地点。右に行けば灯台、左に行けばつばき園地。
現在の総務省、当時は逓信省。
定番のアングルです。
冬の住んだ空気、常緑樹の中の白い灯台、そして海の青、空の青。
三木埼灯台は、昭和3年11月28日に初点灯。当時、光度は5万5千カンデラ(現在、24万カンデラ)。
昭和43年から無人運用。
光達距離21海里(約39km)。
水面から灯火まで150m。
志摩半島の大王埼灯台と、紀伊半島の南端潮岬灯台のほぼ中間に位置する。
ウバメガシ?空に向かって力強く延びています。
三木浦町内の遠景です。
2011年12月30日
京都の喫茶
これは、錦市場の畑野軒老店舗の豆大福。

(本家)尾張屋は創業500年を超えるという老舗のそば屋で宝来そばが名物ですが…
元々は菓子屋ということもあり、この蕎麦わらびもちが何とも美味しいのです。
最近できた錦小路店。本店は、烏丸御池です。

さて、次は、四条河原にあるフランソワ喫茶室…国の登録重要文化財の建物です。
昭和9年から続く喫茶店。

店舗名はジャン=フランソワ・ミレーの名前にちなんで、建物内は豪華客船のメインホールを模してデザインされたそうです。
店内は力強いクラッシックがかかっています。
京都らしく、フレッシュを入れるか入れないか聞かれます。
しっかりした珈琲ですが、美味しいです。
こちらは、喫茶ではなく、河原町通り沿いにある民芸店。

三条の方に来ると、ついつい足を延ばすのが、六曜社。

ここに奥野さんが立ち、ペーパードリップで珈琲を点ててくれます。中煎り以上の焙煎がおすすめ。
京都市役所の少し北にあるバナナの木が目印のカフェ。

Cafe Bibliotic Hello!(ビブリオティクハロー)に3年ほど前からパン工房と雑貨コーナー・ギャラリーを併設。

パン工房を取り仕切るのは31歳の若者で、京都らしいパンを追求しています。不思議と翌日も美味しいパンです。
知り合いに間違えられたことで、話をする切っ掛けに…パン職人になったいい話を聞きました。
(本家)尾張屋は創業500年を超えるという老舗のそば屋で宝来そばが名物ですが…
元々は菓子屋ということもあり、この蕎麦わらびもちが何とも美味しいのです。
最近できた錦小路店。本店は、烏丸御池です。
さて、次は、四条河原にあるフランソワ喫茶室…国の登録重要文化財の建物です。
昭和9年から続く喫茶店。
店舗名はジャン=フランソワ・ミレーの名前にちなんで、建物内は豪華客船のメインホールを模してデザインされたそうです。
店内は力強いクラッシックがかかっています。
京都らしく、フレッシュを入れるか入れないか聞かれます。
しっかりした珈琲ですが、美味しいです。
こちらは、喫茶ではなく、河原町通り沿いにある民芸店。
三条の方に来ると、ついつい足を延ばすのが、六曜社。
ここに奥野さんが立ち、ペーパードリップで珈琲を点ててくれます。中煎り以上の焙煎がおすすめ。
京都市役所の少し北にあるバナナの木が目印のカフェ。
Cafe Bibliotic Hello!(ビブリオティクハロー)に3年ほど前からパン工房と雑貨コーナー・ギャラリーを併設。
パン工房を取り仕切るのは31歳の若者で、京都らしいパンを追求しています。不思議と翌日も美味しいパンです。
知り合いに間違えられたことで、話をする切っ掛けに…パン職人になったいい話を聞きました。
2011年12月22日
常滑のまち
常滑には数年前よく通っていました。
常滑名物…招き猫。

裏は見ない方が…。
東海地方は焼き物の産地が多いのです。
六古窯(ろっこよう)という、日本で古くから焼き物を焼いていた地域が6か所あると言われていますが、
瀬戸、常滑、越前(福井)、信楽(滋賀)、丹波(兵庫)、備前(岡山)のうち、2か所が該当します。
常滑は今でも焼き物の主要な産地ですが、東海地方では瀬戸、常滑に続き、多治見(美濃)、萬古(四日市)、伊賀などの産地があります。
いちき橋…大正10年もの。
常滑は、INAX(現在の会社名は株式会社LIXIL)の本社があり、古くは甕や壺などの生産、近年は衛生陶器、タイル、土管などを生産。
梅干しを漬ける甕も大半が常滑です。(最近はそっくりなものが、中国で生産されていますが。。)
そして、山田常山に代表される朱泥急須(一方、四日市の萬古焼は紫泥急須です)。
朱泥以外にも、白泥、黒泥、緑泥、練り込みや藻掛けといった急須もあります。

常滑と言えば土管坂!?
現在でも一部古い街並みが残り、散策路になっています。
路地を歩く楽しさがあります。
名古屋市内から社会見学に来た小学生。

昔の登り窯の煙突が残っています。
常滑は残っている街並み保存のため「やきもの散歩道地区景観計画」が作られ、景観の保全に努めています。
しかし、一部は住宅化されつつあります。
とても寒い日で、ほとんど観光客はいませんでしたが…。

金柑がたわわに実る。
不定期のギャラリーに使う建物のガラス越し映る建物…。

しかし、道のあちこちに甕や土管が…。
これらはほんの一部で、まだまだ見所満載。
何度行っても楽しめます。
SPACEとこなべさんです。

22歳の伊藤雅風さんの作品。
駆け出しとは思えないち密な作品です。

師匠の村越風月さんの作品。
村越さんは3代常山に師事しました。
轆轤の名手である村田益規さんの作品。後手、絞り出し、窯変、藻掛け急須他。
たくさんの陶芸家、窯元があり、様々なバリエーションのものを作り出しています。
今年新たに店舗を作り、陶芸家の翻訳が自分の使命だというmorrinaさん。

こだわり生活道具と使いやすい常滑焼をそろえています。
これから、新しい人を雇ってギャラリーの運営を任せたいそうです。
こうやって「ものの価値を高めていくこと」で、地場産の底上げにつながっていくのが王道の商売であると感じます。
地元で覚悟と使命ともって活動している人に出会えて話ができたのはとてもよい経験になりました。

通い始めた頃は食べ物の店が少なかったのですが…徐々に散歩道周辺は充実してきました。
しばらく来ていない間に、少しずつ変化があります。
常滑名物…招き猫。
裏は見ない方が…。
東海地方は焼き物の産地が多いのです。
六古窯(ろっこよう)という、日本で古くから焼き物を焼いていた地域が6か所あると言われていますが、
瀬戸、常滑、越前(福井)、信楽(滋賀)、丹波(兵庫)、備前(岡山)のうち、2か所が該当します。
常滑は今でも焼き物の主要な産地ですが、東海地方では瀬戸、常滑に続き、多治見(美濃)、萬古(四日市)、伊賀などの産地があります。
いちき橋…大正10年もの。
常滑は、INAX(現在の会社名は株式会社LIXIL)の本社があり、古くは甕や壺などの生産、近年は衛生陶器、タイル、土管などを生産。
梅干しを漬ける甕も大半が常滑です。(最近はそっくりなものが、中国で生産されていますが。。)
そして、山田常山に代表される朱泥急須(一方、四日市の萬古焼は紫泥急須です)。
朱泥以外にも、白泥、黒泥、緑泥、練り込みや藻掛けといった急須もあります。
常滑と言えば土管坂!?
現在でも一部古い街並みが残り、散策路になっています。
路地を歩く楽しさがあります。
名古屋市内から社会見学に来た小学生。
昔の登り窯の煙突が残っています。
常滑は残っている街並み保存のため「やきもの散歩道地区景観計画」が作られ、景観の保全に努めています。
しかし、一部は住宅化されつつあります。
とても寒い日で、ほとんど観光客はいませんでしたが…。
金柑がたわわに実る。
不定期のギャラリーに使う建物のガラス越し映る建物…。
しかし、道のあちこちに甕や土管が…。
これらはほんの一部で、まだまだ見所満載。
何度行っても楽しめます。
SPACEとこなべさんです。
22歳の伊藤雅風さんの作品。
駆け出しとは思えないち密な作品です。
師匠の村越風月さんの作品。
村越さんは3代常山に師事しました。
轆轤の名手である村田益規さんの作品。後手、絞り出し、窯変、藻掛け急須他。
たくさんの陶芸家、窯元があり、様々なバリエーションのものを作り出しています。
今年新たに店舗を作り、陶芸家の翻訳が自分の使命だというmorrinaさん。
こだわり生活道具と使いやすい常滑焼をそろえています。
これから、新しい人を雇ってギャラリーの運営を任せたいそうです。
こうやって「ものの価値を高めていくこと」で、地場産の底上げにつながっていくのが王道の商売であると感じます。
地元で覚悟と使命ともって活動している人に出会えて話ができたのはとてもよい経験になりました。
通い始めた頃は食べ物の店が少なかったのですが…徐々に散歩道周辺は充実してきました。
しばらく来ていない間に、少しずつ変化があります。
2011年12月22日
生活文教常任委員会(12月21日)
生活文教常任委員会では、まず、新校舎の建築が進む尾鷲小学校を視察しました。
円柱鉄骨が狭い間隔で並んでいます。

こちらは耐震補強した既存の建物。

次に、尾鷲中学校の武道場を視察。集成材を柱・梁に使用。

その後、市役所に戻り…
輪内中学校の設計構想について、プロポーザルで選定された株式会社アスカ総合設計(松阪市伊勢寺町)などから説明を受けました。
3つのコンセプトがあり…
・防災拠点とすること。←主に津波のリスクにどう対処するかです。
・絆を育む場所であること。←地域の人も利用できる場所にするということです。
・地域とともに生き、時代の変化に合うこと。←これは廃校になった時にも利用できるものになるとの考えです。
津波のリスクを考え、北側の市道(海抜10m)に通ずる避難路を2階、3階それぞれに作ること。
(1階からは既存の階段あり。3階は校舎から直接幅6m・長さ12mのブリッジを市道にかける)
豪雨対策については、山の尾根に位置し、水害の危険性は少なく、鉄筋コンクリート造りのため多少の土砂には強いとのこと。

グラウンドを全体的にかさ上げし、校舎を建築する北側は丘のようにさらに盛土をし、
1階は一部吹き抜けで、スクールバスの駐車場、倉庫。
教室や職員室、給食室の配置は、2階、3階になるとのこと。
実際の設計図は、1月下旬〜2月上旬に出来上がる予定のようです。
費用は、5億5千万円が限度となっています。(解体費用含む)
その後、公民館のコミュニティセンター化について意見交換がされ、
現在の館長・主事さんのセンター化に伴う仕事増や身分保証などの不安に対する質疑がありました。
センター化は、行政改革の中で議論されてきた話ですが、効率化はもとより、地域住民のためになるという視点をしっかり持って欲しいです。
センター化は一気に行い、1〜2年くらいかけて配置する人材のことを含め、課題を洗い出していくことがよいと思っています。
また、住民自治(地域のことは地域で解決する)の一つの方法であるとするなら、しっかりとした方針を持って進めてほしいと思います。
この後、教育委員会を傍聴しました。
来年度の人事方針、輪内中学校の設計、公民館のコミュニティセンター化、
高速道路の延伸に伴う通学場所の危険個所などについて、報告と情報共有が行われていました。
円柱鉄骨が狭い間隔で並んでいます。
こちらは耐震補強した既存の建物。
次に、尾鷲中学校の武道場を視察。集成材を柱・梁に使用。
その後、市役所に戻り…
輪内中学校の設計構想について、プロポーザルで選定された株式会社アスカ総合設計(松阪市伊勢寺町)などから説明を受けました。
3つのコンセプトがあり…
・防災拠点とすること。←主に津波のリスクにどう対処するかです。
・絆を育む場所であること。←地域の人も利用できる場所にするということです。
・地域とともに生き、時代の変化に合うこと。←これは廃校になった時にも利用できるものになるとの考えです。
津波のリスクを考え、北側の市道(海抜10m)に通ずる避難路を2階、3階それぞれに作ること。
(1階からは既存の階段あり。3階は校舎から直接幅6m・長さ12mのブリッジを市道にかける)
豪雨対策については、山の尾根に位置し、水害の危険性は少なく、鉄筋コンクリート造りのため多少の土砂には強いとのこと。
グラウンドを全体的にかさ上げし、校舎を建築する北側は丘のようにさらに盛土をし、
1階は一部吹き抜けで、スクールバスの駐車場、倉庫。
教室や職員室、給食室の配置は、2階、3階になるとのこと。
実際の設計図は、1月下旬〜2月上旬に出来上がる予定のようです。
費用は、5億5千万円が限度となっています。(解体費用含む)
その後、公民館のコミュニティセンター化について意見交換がされ、
現在の館長・主事さんのセンター化に伴う仕事増や身分保証などの不安に対する質疑がありました。
センター化は、行政改革の中で議論されてきた話ですが、効率化はもとより、地域住民のためになるという視点をしっかり持って欲しいです。
センター化は一気に行い、1〜2年くらいかけて配置する人材のことを含め、課題を洗い出していくことがよいと思っています。
また、住民自治(地域のことは地域で解決する)の一つの方法であるとするなら、しっかりとした方針を持って進めてほしいと思います。
この後、教育委員会を傍聴しました。
来年度の人事方針、輪内中学校の設計、公民館のコミュニティセンター化、
高速道路の延伸に伴う通学場所の危険個所などについて、報告と情報共有が行われていました。
2011年12月20日
BCPセミナー
三重県農水商工部商工振興室では、11月〜12月にかけて中小企業向けのBCPセミナーを開催しました。
BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)は、大規模災害が発生した際に(感染症などの流行も含む)、
事業の優先度を決めて再開し、復旧をどう行っていくかという計画のことです。
市役所は水道や病院といったライフラインに直結する事業行っていることもあり、
昨年は新型インフルエンザが発生した際や、今年は東日本大震災が発生した後に、一般質問の中で取り上げました。
企業の方が先行して進んでいるようですが、自治体でも作成が進んでいます。
今月12月上旬に岐阜県が岐阜県業務継続計画(BCP)を作成しています。
防災対応マニュアルを作っている自治体・企業は多いかと思いますが、
「事業をどう継続するか」といった観点での計画の作成はまだ普及していないようです。
さて今回、尾鷲会場でのセミナーに参加し、市役所、商工会議所、建設会社、水産加工会社、食料品製造会社などから参加がありました。

株式会社百五経済研究所コンサルティング部の永木氏より概略説明がありました。
BCPを作ることで、復旧からの立ち上がりが違うということ。
最初から完璧なものを作るのではなく、できることからやってくことなどのアドバイスがありました。
BCPは単なる計画でなく、BCM…マネジメントの一環で捉えることが必要とのことです。
実際、今年の震災時に、被災地域以外でも、
原材料が手に入らない、配送できない、出荷先と連絡が取れないなど様々な危機に直面した企業は多かったと思います。
関連企業や同業者との連携も必要になります。
質疑の中で、防災対策に市としてのルールがしっかり出されていないと、会社としての方針を出しにくいとの意見がありました。
確かに市としては、まずは広く市民全般に対する取り組みが必要です。
次に、市内の企業にも向けにも市としての防災対策の指針を提供していくことや、情報共有する機会があると良いかもしれません。
BCPの作成にあたっては。
中小企業向けには、三重県中小企業BCPモデルや策定運用指針が出ているので、これを参考にされるのが良いと思います。
もちろん、作成にとどまらず、訓練や検証が必要になります。
BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)は、大規模災害が発生した際に(感染症などの流行も含む)、
事業の優先度を決めて再開し、復旧をどう行っていくかという計画のことです。
市役所は水道や病院といったライフラインに直結する事業行っていることもあり、
昨年は新型インフルエンザが発生した際や、今年は東日本大震災が発生した後に、一般質問の中で取り上げました。
企業の方が先行して進んでいるようですが、自治体でも作成が進んでいます。
今月12月上旬に岐阜県が岐阜県業務継続計画(BCP)を作成しています。
防災対応マニュアルを作っている自治体・企業は多いかと思いますが、
「事業をどう継続するか」といった観点での計画の作成はまだ普及していないようです。
さて今回、尾鷲会場でのセミナーに参加し、市役所、商工会議所、建設会社、水産加工会社、食料品製造会社などから参加がありました。
株式会社百五経済研究所コンサルティング部の永木氏より概略説明がありました。
BCPを作ることで、復旧からの立ち上がりが違うということ。
最初から完璧なものを作るのではなく、できることからやってくことなどのアドバイスがありました。
BCPは単なる計画でなく、BCM…マネジメントの一環で捉えることが必要とのことです。
実際、今年の震災時に、被災地域以外でも、
原材料が手に入らない、配送できない、出荷先と連絡が取れないなど様々な危機に直面した企業は多かったと思います。
関連企業や同業者との連携も必要になります。
質疑の中で、防災対策に市としてのルールがしっかり出されていないと、会社としての方針を出しにくいとの意見がありました。
確かに市としては、まずは広く市民全般に対する取り組みが必要です。
次に、市内の企業にも向けにも市としての防災対策の指針を提供していくことや、情報共有する機会があると良いかもしれません。
BCPの作成にあたっては。
中小企業向けには、三重県中小企業BCPモデルや策定運用指針が出ているので、これを参考にされるのが良いと思います。
もちろん、作成にとどまらず、訓練や検証が必要になります。
2011年12月19日
平成23年第4回定例会(各常任委員会と最終日)
生活文教常任委員会では、
まず、議案第53号の国民健康保険税条例の一部改正について審査しました。
昨年度の法改正では、医療分1万円、後期高齢者支援分1万円、介護分2万円(合計4万円)の引き上げがありましたが、
尾鷲市は改定を見送り、今回の改定で賦課限度額を引き上げることになりました。
(医療分51万円+後期高齢者14万円+介護分12万円=合計77万円)
今回の影響を受けるのは高所得者層と言われる所得が約800万円以上(給与収入では約1020万円)が目安で、現時点で37世帯とのことでした。
尾鷲市の国民健康保険の運営は、平成22年度に策定された尾鷲市国民健康保険事業健全化方針に基づいて行われています。
平成21年度、尾鷲市は県内29市町の中で、南伊勢町、紀北町に次いで一人当たりの医療費が多い自治体です。
国保の健全経営には、医療費の抑制が効果的ですが、将来的には県単位のような広域での運営が必要になると思われます。
次に、議案第60号工事請負契約の変更(尾鷲小・幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)について、審議が行われました。
前回の9月議会でも変更契約があり、今回は2度目になります。
地盤改良、井戸、給水設備の更新、建築確認の項目、外壁仕様変更(ログ工法→はめ板工法)により、
28,556,850円の増加となり、前回の契約金額680,947,050円から合計709,503,900円とするものです。
地盤改良や井戸の発見で、工期が約40日遅れたことによる外壁の工法変更が審査の焦点となりました。
その他、環境課から来年度から市町村設置型浄化槽のPFI方式での導入を検討する調査を行うことや、
(今回の議会に、調査委託料として1400万円(24年度にまたがる事業のため債務負担行為)あげられています。)
今年度の尾鷲市廃棄物減量等推進審議会の審議経過として、家庭系ごみの有料化(指定ごみ袋)の方向性について報告がありました。
試算では、指定袋を1L=1円とすると一人当たりの年間負担額は約2430円、指定袋手数料の年間収入が約5000万円です。
(この金額は年間のごみ収集費とほぼ同額です。)
来年2月頃審議会から市長に答申が出て、3月もしくは6月議会で条例改定、25年度からの施行・実施の予定とのことですが、
今後、市民負担の問題、清掃工場の延命・建て替えなどの議論をしていくことになると思われます。
総合病院から、三重県医療再生計画の中で、
東紀州医療圏の2次救急体制の充実に向けて三重医療安心ネットワークシステムと連携した整備計画として、
来年度中に電子カルテの導入を行う予定との報告がありました。
続いて、総務産業常任委員会では、
議案第59号第6次尾鷲市総合計画の基本構想及び基本計画の議決について、生活文教常任委員会の委員も含めた連合審査となりました。
9月の一般質問で、目指す将来像や策定の過程について問いましたが、
改めて、最終案になって重点項目として挿入された人づくりについて指標はどうするのか、道の駅設置事業の位置づけ、
職員・市民への周知、計画の進捗状況・検証に市民はどう関わるかなどについて問いました。
これからの10年間、市の最上位に位置する重要な計画なのですが、あまり審査は盛り上がりませんでした…。
今回の第6次総合計画は、第5次に比べると、若干スリム化されたような感じですが、内容は総花的です。
これからの人口減少などを考えると、こういうタイプの計画は最後かもしれません。
今回の計画の視点は、あくまで10年後には人口が1万5千人程度になるまちを予測して策定されているとのことです。
予算決算常任委員会では、今回の補正予算について審議されました。
今回の歳入で大きな額を占めるのは財政調整基金97,626千円と商工観光推進課弁償金136,317千円です。
弁償金は、深層水取水管事故に伴う損賠賠償請求訴訟(津地裁)と船舶所有者責任制限手続き(神戸地裁)が並行して進んでおり、
当該船舶と思われる船舶のトン数から算出された供託金が、12月6日神戸地方法務局より尾鷲市に入金されたものです。
このお金の歳出は、弁護士報酬費として11,451千円、積立金として124,866千円となるとのことでした。
昨年2月に起こった事故以来、一定の結果が出たということになります。
その他の歳出として…須賀利出張所の太陽光発電・蓄電システム設置工事費4,000千円、防災用の可搬式ポンプ外備品購入費1,891千円、
台風12号に伴う被災者生活再建支援金2,600千円(半壊1世帯、床上浸水9世帯分)、災害救護資金貸付金1,500千円、
輪内中学校の実施設計支援業務委託料3,631千円、橋梁長寿命化修繕計画策定業務委託料16,400千円、
輪内中学校ボーリング調査委託料1,995千円、輪内中学校水路外工事請負費10,000千円、
尾鷲小学校実験台外備品購入費4,093千円などがありました。
金額は小さいですが、少し気になった社会教育推進事業費83万1千円。
フィンランドのドミナンテ合唱団を2月に招致するというものです。
主に市内の中学1・2年生を対象に、一般の参加も可能です。
どういう経緯でこの話がもたらされたかは分かりませんが、京都講演の前に時間ができたということで、尾鷲市が受け入れることになったようです。
本来、国際交流協会の事業として、尾鷲市と紀北町が共同で行うことができればよかったのですが…。
昨年、格安(100万円)で尾鷲を宣伝するテレビ番組を作成したことがありましたが、
この時観光戦略(広告)として、どういう位置づけか尋ねました。
今回も、同じように事業の位置づけを聞くと、市長から文化振興と国際交流に力を入れるとの答弁がありました。
このような事業は市政運営の全体最適とはほど遠いものです。
事業自体は悪いことではありませんが、事業の位置づけ(総合計画やそれに基づく各種事業計画)をはっきりしないと、
何を目指す事業なのか、曖昧なまま、その時で終わってしまうきらいがあります。
病院事業の補正予算として、
9月の22年度決算を経て損益計算書や貸借対照表の修正、眼科や呼吸器外科・麻酔科の新設に伴い、
患者数、収益、費用に変更が出ることになりました。
患者数は入院1日平均222人→225人、外来464人→460人。
医業収益が4,069,695千円→4,145,698千円(+76,003千円)。
医業費用が4,389,354千円→4,457,438千円(+68,084千円))。
職員給与費が2,329,003千円→2,393,265千円。
23年度末(予定)の純損失は330,653千円→322,736千円とやや減少しています。
最終日の14日は、
議案第48号 尾鷲市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について
議案第49号 尾鷲市消防団等公務災害補償条例の一部改正について
議案第50号 尾鷲市市税条例等の一部改正について
議案第51号 尾鷲市都市計画条例の一部改正について
議案第52号 尾鷲市総合保養地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部改正について
議案第53号 尾鷲市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第54号 平成23年度尾鷲市一般会計補正予算(第4号)の議決について
議案第55号 平成23年度尾鷲市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の議決について
議案第57号 平成23年度尾鷲市病院事業会計補正予算(第3号)の議決について
議案第58号 平成23年度尾鷲市水道事業会計補正予算(第1号)の議決について
議案第59号 第6次尾鷲市総合計画の基本構想及び基本計画の議決について
議案第61号 職員の給与に関する条例及び職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について
こちらは全会一致で可決。
議案第56号 平成23年度尾鷲市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)の議決について
議案第60号 工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)
こちらは賛成多数で可決。
となり閉会しました。
まず、議案第53号の国民健康保険税条例の一部改正について審査しました。
昨年度の法改正では、医療分1万円、後期高齢者支援分1万円、介護分2万円(合計4万円)の引き上げがありましたが、
尾鷲市は改定を見送り、今回の改定で賦課限度額を引き上げることになりました。
(医療分51万円+後期高齢者14万円+介護分12万円=合計77万円)
今回の影響を受けるのは高所得者層と言われる所得が約800万円以上(給与収入では約1020万円)が目安で、現時点で37世帯とのことでした。
尾鷲市の国民健康保険の運営は、平成22年度に策定された尾鷲市国民健康保険事業健全化方針に基づいて行われています。
平成21年度、尾鷲市は県内29市町の中で、南伊勢町、紀北町に次いで一人当たりの医療費が多い自治体です。
国保の健全経営には、医療費の抑制が効果的ですが、将来的には県単位のような広域での運営が必要になると思われます。
次に、議案第60号工事請負契約の変更(尾鷲小・幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)について、審議が行われました。
前回の9月議会でも変更契約があり、今回は2度目になります。
地盤改良、井戸、給水設備の更新、建築確認の項目、外壁仕様変更(ログ工法→はめ板工法)により、
28,556,850円の増加となり、前回の契約金額680,947,050円から合計709,503,900円とするものです。
地盤改良や井戸の発見で、工期が約40日遅れたことによる外壁の工法変更が審査の焦点となりました。
その他、環境課から来年度から市町村設置型浄化槽のPFI方式での導入を検討する調査を行うことや、
(今回の議会に、調査委託料として1400万円(24年度にまたがる事業のため債務負担行為)あげられています。)
今年度の尾鷲市廃棄物減量等推進審議会の審議経過として、家庭系ごみの有料化(指定ごみ袋)の方向性について報告がありました。
試算では、指定袋を1L=1円とすると一人当たりの年間負担額は約2430円、指定袋手数料の年間収入が約5000万円です。
(この金額は年間のごみ収集費とほぼ同額です。)
来年2月頃審議会から市長に答申が出て、3月もしくは6月議会で条例改定、25年度からの施行・実施の予定とのことですが、
今後、市民負担の問題、清掃工場の延命・建て替えなどの議論をしていくことになると思われます。
総合病院から、三重県医療再生計画の中で、
東紀州医療圏の2次救急体制の充実に向けて三重医療安心ネットワークシステムと連携した整備計画として、
来年度中に電子カルテの導入を行う予定との報告がありました。
続いて、総務産業常任委員会では、
議案第59号第6次尾鷲市総合計画の基本構想及び基本計画の議決について、生活文教常任委員会の委員も含めた連合審査となりました。
9月の一般質問で、目指す将来像や策定の過程について問いましたが、
改めて、最終案になって重点項目として挿入された人づくりについて指標はどうするのか、道の駅設置事業の位置づけ、
職員・市民への周知、計画の進捗状況・検証に市民はどう関わるかなどについて問いました。
これからの10年間、市の最上位に位置する重要な計画なのですが、あまり審査は盛り上がりませんでした…。
今回の第6次総合計画は、第5次に比べると、若干スリム化されたような感じですが、内容は総花的です。
これからの人口減少などを考えると、こういうタイプの計画は最後かもしれません。
今回の計画の視点は、あくまで10年後には人口が1万5千人程度になるまちを予測して策定されているとのことです。
予算決算常任委員会では、今回の補正予算について審議されました。
今回の歳入で大きな額を占めるのは財政調整基金97,626千円と商工観光推進課弁償金136,317千円です。
弁償金は、深層水取水管事故に伴う損賠賠償請求訴訟(津地裁)と船舶所有者責任制限手続き(神戸地裁)が並行して進んでおり、
当該船舶と思われる船舶のトン数から算出された供託金が、12月6日神戸地方法務局より尾鷲市に入金されたものです。
このお金の歳出は、弁護士報酬費として11,451千円、積立金として124,866千円となるとのことでした。
昨年2月に起こった事故以来、一定の結果が出たということになります。
その他の歳出として…須賀利出張所の太陽光発電・蓄電システム設置工事費4,000千円、防災用の可搬式ポンプ外備品購入費1,891千円、
台風12号に伴う被災者生活再建支援金2,600千円(半壊1世帯、床上浸水9世帯分)、災害救護資金貸付金1,500千円、
輪内中学校の実施設計支援業務委託料3,631千円、橋梁長寿命化修繕計画策定業務委託料16,400千円、
輪内中学校ボーリング調査委託料1,995千円、輪内中学校水路外工事請負費10,000千円、
尾鷲小学校実験台外備品購入費4,093千円などがありました。
金額は小さいですが、少し気になった社会教育推進事業費83万1千円。
フィンランドのドミナンテ合唱団を2月に招致するというものです。
主に市内の中学1・2年生を対象に、一般の参加も可能です。
どういう経緯でこの話がもたらされたかは分かりませんが、京都講演の前に時間ができたということで、尾鷲市が受け入れることになったようです。
本来、国際交流協会の事業として、尾鷲市と紀北町が共同で行うことができればよかったのですが…。
昨年、格安(100万円)で尾鷲を宣伝するテレビ番組を作成したことがありましたが、
この時観光戦略(広告)として、どういう位置づけか尋ねました。
今回も、同じように事業の位置づけを聞くと、市長から文化振興と国際交流に力を入れるとの答弁がありました。
このような事業は市政運営の全体最適とはほど遠いものです。
事業自体は悪いことではありませんが、事業の位置づけ(総合計画やそれに基づく各種事業計画)をはっきりしないと、
何を目指す事業なのか、曖昧なまま、その時で終わってしまうきらいがあります。
病院事業の補正予算として、
9月の22年度決算を経て損益計算書や貸借対照表の修正、眼科や呼吸器外科・麻酔科の新設に伴い、
患者数、収益、費用に変更が出ることになりました。
患者数は入院1日平均222人→225人、外来464人→460人。
医業収益が4,069,695千円→4,145,698千円(+76,003千円)。
医業費用が4,389,354千円→4,457,438千円(+68,084千円))。
職員給与費が2,329,003千円→2,393,265千円。
23年度末(予定)の純損失は330,653千円→322,736千円とやや減少しています。
最終日の14日は、
議案第48号 尾鷲市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について
議案第49号 尾鷲市消防団等公務災害補償条例の一部改正について
議案第50号 尾鷲市市税条例等の一部改正について
議案第51号 尾鷲市都市計画条例の一部改正について
議案第52号 尾鷲市総合保養地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部改正について
議案第53号 尾鷲市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第54号 平成23年度尾鷲市一般会計補正予算(第4号)の議決について
議案第55号 平成23年度尾鷲市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の議決について
議案第57号 平成23年度尾鷲市病院事業会計補正予算(第3号)の議決について
議案第58号 平成23年度尾鷲市水道事業会計補正予算(第1号)の議決について
議案第59号 第6次尾鷲市総合計画の基本構想及び基本計画の議決について
議案第61号 職員の給与に関する条例及び職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について
こちらは全会一致で可決。
議案第56号 平成23年度尾鷲市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)の議決について
議案第60号 工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)
こちらは賛成多数で可決。
となり閉会しました。
2011年12月12日
皆既月食と…
10日の夜分、車で走っていると空を見上げている人をちらほら。
そういや11年ぶりの皆既月食の日でした。
(満月が地球の影に隠れるために起こる現象)
車を止めて空を眺めると、すでに、皆既食の最大の頃でした。
(11時36分)

赤銅色に見るようですが…肉眼ではそのような色に見えず…。
次は、部分食の終わりの頃。
(0時36分)

こちらは、ひと月ほど前、空を眺めるとちょうどビルの間に満月が…。

ビルの中の縦長の明かりは、昇降するエレベーターの明かりです。

いやはや宇宙の神秘です。
そういや11年ぶりの皆既月食の日でした。
(満月が地球の影に隠れるために起こる現象)
車を止めて空を眺めると、すでに、皆既食の最大の頃でした。
(11時36分)
赤銅色に見るようですが…肉眼ではそのような色に見えず…。
次は、部分食の終わりの頃。
(0時36分)
こちらは、ひと月ほど前、空を眺めるとちょうどビルの間に満月が…。
ビルの中の縦長の明かりは、昇降するエレベーターの明かりです。
いやはや宇宙の神秘です。
2011年12月06日
平成23年第4回定例会(一般質問を行いました)
質疑と一般質問が行われました。
議会用語ですが、質疑と質問には違いがあって、
質疑とは、議案に対して疑問や不明確な点を聞くもので、賛成反対や自分の意見を言うことはできません。
事前に、質疑の内容を通告しておきますが、通告なしの質疑もすることができます。
(議会は委員会中心主義なので、議案の細かな審査は委員会で行うことになります。)
(一般)質問は、市政全般に渡って、自分の考えや提案を行ったり、市政の問題点の追及などを行います。
事前に、質問の内容を通告しておきます。
尾鷲市議会では、一人60分の持ち時間の間に、一問一答という方式で、何度でも質問し、答弁を貰うことができます。
ただ、議会の質問には、市長に反問権(質問の論点を明確にしるための逆質問)がなく、
議員の質問に対して市長が答弁するという形です。
いわゆる議論とイメージすると、聞いているとなんだか形式的だなと思う人もいると思います。
議論を深めるには、議会規則の改正や基本条例の中で、市長に反問権を付与して、逆に議員に質問の意図を説明をさせることが必要であると思います。
今回一般質問には10人が登壇し、初日の2番目にわたしが質問を行いました。
テーマは「尾鷲市の自殺予防対策」についてです。
東紀州地域は、数は少なくても県内でも自殺率が高い地域です。
当の尾鷲市ではここ10年、毎年5~7人が自殺で亡くなっています。
全国的には平成10年から2万人前後だったのが、3万人台へと急増しました。
経済状況の問題が大きいとされましたが、この状態が13年間は続いています。
単なる経済状況の問題ではなく、社会構造の問題という捉え方をする必要があります。
自殺予防は、自殺傾向のある人の洗い出し、フォロー、そして自死した家族などのグリーフケア(悲哀ケア)がありますが、
まだ自殺そのものに対する偏見があり、様々な啓発も必要です。
また、自殺はその人個人の問題だけ済むものではなく、周囲の人の関わりが大きい問題です。
自殺は防ぐことができるもので、自殺につながる精神疾患(統合失調、うつ、アルコール・薬物依存など)や多重債務の問題などの
様々な対応できる資源を当事者に伝えることや、自殺にまつわる偏見を解いていくことなど、市ができることはたくさんあります。
*この地域の自殺予防は、市だけでなく、様々な機関や団体で構成される尾鷲自殺予防ネットワーク会議を中心に行われています。
また、尾鷲市は、いのちささえる真心あふれる社会づくり市区町村連絡協議会にも加盟し、全国市区町村の情報共有、
対策の共有を行っています。
担当課だけの仕事ではないので、教育委員会、総務課など様々な部署の役割についても問いました。
事前の打ち合わせでは、時間の都合もあって一部の原稿しか渡していないのですが、
担当者に重要なキーワードを伝えていたので、しっかりとした答弁をいただきました。
市長も、東紀州の自殺調査報告書を熟読していたようで、想定以外の答弁も色々やり取りできました。
最後に少し時間があったので、ちょうど質問の日にニュースで流れていた幸福度の話をして終わりました。
さて、以下、質問の原稿です。
実際には、答弁(もちろんどのような内容の答弁が返ってくるかは分からない)の内容によって、質問を少し変えつつ、
自分の描いているストーリーで進めます。
時々脱線しそうになることもありますが…。
今回は、「尾鷲市の自殺予防対策」についてお聞きします。
自殺予防というと非常に重いテーマなわけですが、自殺予防は「生きるための支援」であって、
「生き心地のよい社会を目指す」というのが大切な視点であると思っております。
まず、現状についてお話したいと思います。
平成10年(1998年)から、全国の自殺者は3万人を超えています。
平成15年(2003年)の自殺者がピークとなっていますが、未だ3万人を切った年はありません。
毎年、尾鷲市人口の1,5倍以上の人が自殺していることになります。
全国的な対策として、まず、平成18年10月に「自殺対策基本法」が施行されました。
この法律の基本理念は、「自殺は個人的な問題としてのみとらえるべきものではなく」、
その背景に「様々な社会的要因があること」を踏まえて総合的な対策を確立すべき、としています。
次に、基本法に基づき、自殺対策の指針となる「自殺総合対策大綱」が平成19年6月に閣議決定されています。
この中で、「自殺は追い込まれた末の死」であり、「自殺は防ぐことができる」としています。
さらに、平成20年に「自殺対策加速化プラン」、平成22年に「いのちを守る自殺対策緊急プラン」が策定されました。
三重県内の状況を見てみると、全国の傾向と同じように、平成10年から急増し、400人前後で推移しています。
最近では、平成21年の476人)から平成22年の358人と減少率24.7%と都道府県では一番の減少率で、
対策に一定の効果が出たものと思われます。
ちなみに、今年は10月末現在で312人となっており、ほぼ昨年と同様の状況です。
三重県では、平成13年3月に策定されたヘルシーピープルみえ21の中で、「こころの健康」を重要課題として、リスナー養成など
の人材育成を行い、メンタルヘルス対策を中心に行ってきてきました。
その後、平成17年度に三重県自殺予防推進懇談会が立ち上がり、平成18年度には「三重県自殺予防推進協議会」を設置しました。
この中で、関係機関・団体との情報交換、予防対策のあり方について検討を行い、
平成21年3月に「三重県自殺対策行動計画」が策定され、現在、県内各所で対策が実行されているところです。
東紀州地域の状況を見ると、絶対数は少ないものの、平成17年から21年の県平均が人口10万人あたり20.1人に対して、
尾鷲保健所管内で35.6人、熊野保健所管内で32人と、東紀州地域の自殺率の高さが目立ちます。
尾鷲市だけをみると、平成16年から20年の5年間で35人、10万人あたり32.3人(ヘルシーピープル21のデータより)、
1年間で7人ということになりますが、県の平均が20人前後なので、高い率であることがわかります。
①まず、この現状を踏まえた市長の認識をお聞きしたいと思います。
②それを踏まえて、行政が予防対策を行うことは、社会的にどういう意味があると思いますか?
自殺は、不慮の事故や病気による死亡とは違った性質があります。
先ほど、全国で毎年の自殺者数は3万人を超えると言いましたが、未遂者は10倍はいるとされ、そうすると年間30万人、
毎日900人が自殺を図っていることになります。
また、家族や友人など周囲にいる5、6人に心理的な影響を与えると言われていますから、
毎年200万人近い人が、自殺の苦しみに脅かされているということになります。
自殺は話題に上がりにくいことあって、関係者以外ではほとんど知られないまま過ごされてしまうのが現状です。
2万人の尾鷲市に換算すると、毎年400人近い関係者がいるということです。
単なる個人の問題ではないということですね。まず、こういった認識をしていただきたいと思います。
また、生死は本人に任せるべき、周囲の人は止めることができない、覚悟の上の行為であるなど自殺の容認や偏見があるのが現状です
(2007年、2008年内閣府調査)。
しかし、先ほどの数字のように、個人的な問題では済まないが自殺の問題です。
自遺遺族(残された家族、親類)が自責の念を持つことなどでうつ病等の罹患が高いという調査もあり、
このあたりの理解もまだまだではないかと思います。
また、自殺は社会的な問題で、個々の問題解決とともに、広い意味で社会構造を変えていく必要があることから、
行政の強みを生かした取り組みが重要だと感じています。
(繰り返しですが、自殺は、「追い込まれた末の死」であり、「防ぐことができるもの」とされており、「サインをどうとらえる」かが課題です。)
③では、市としてはどういう目標をもって取り組んでいくとお考えですか?
自殺予防大綱の中で、国は平成28年までに平成17年の死亡率を20%減少させることが目標。
県も同様の減少率を見込み、21~24年の4年間でその3分の一を見込んでいます。
こういう不幸の連鎖を断ち切るために、5年後には0の目標を持って取り組んではいかがですか?
本気になれば、それぐらいのことができるのではないか?
(当事者支援、広く市民への啓発など、事業の位置付けをはっきりさせて進めていただきたいと思います。)
④少し、相談先の組織的な課題について…。
例えば多重債務の窓口は、消費者庁の関係で尾鷲市では商工観光課となっており、市町によって担当課は異なります。
また、現在たくさんの相談窓口の一覧があるが…どこにかけてよいやら??(パンフレットをみて)
せめて市の機関だけでも、こういうことを整理していかないといけないと思いますが、何か検討していることはありますか?
それぞれ資源はあるのですが、複雑でどこに行きつくか難しい。
どこかの窓口に問い合わせれば、必要な資源にたどり着くという仕組みが大事だと思います。
⑤そこで、職員の人材育成として重要な位置付けだと思われるメンタルパートナーの養成を行っているとのことでしたが、
この人たちの位置付けや役割、次の展開はどう考えていますか?(8月3日市職員で4人?)
これを職場内に広める?もしくは、市内の各種団体に研修を行う時の講師などキーになる人ですね?
来年度から組織体制を変えることで、出張所で生活相談などを受けることも考えられますね。
そういうことも踏まえた人材育成をお願いしたい。
*メンタルパートナー…自殺予備軍の人などを専門の相談先などにつなぐ人。
気づき・傾聴・つなぐ・見守りが役割。
三重県では、平成23〜26年度の4年間で合計2万人のメンタルパートナを養成していく予定。
⑥ちょっと話を変えて、市長と副市長それぞれ、飲酒をされると思いますので、アルコール関連のことをお聞きしたいと思います。
アルコール依存症というものにどういう印象をお持ちですか?
多量飲酒をする人は自殺のハイリスク者です。
アルコール依存症は、アルコールの摂取より、他人が迷惑を被るという状態です。
また、自分はそうでないという否認の病気とも言われます。
アルコールや薬物の有害使用は自殺予備軍であり、今後の対策の重要なキーになると思います。
こういう、当事者や関係者にどこで情報を拾ってもらうか。
うつは映画のテーマにもなったことなど情報が広がってきましたが、
他の精神疾患でも同じなのですが…アルコール依存や薬物依存などはまだまだ理解されておりません。
昨年度の広報で自殺予防の特集を5回組んでおりました。
当事者や関係者にさらなる気づきの与えられる情報が必要だと思います。
例えば、多量飲酒に対して注意を喚起するポスターをコンビニ、スーパー、クリニック、病院、薬局などに掲示していただくこと、
尾鷲市は1万戸程度ですので、飲酒の自己チェックや相談先を書いたチラシの折り込みを行うことなどは効果的かと思います。
四日市市が重点的に取り組み効果をあげたように、多量飲酒対策は身近な問題で、自殺予防に効果的なものだと思います。 ぜひ尾鷲市ならではの戦略性をもってお願いしたいと思います。
あと、相談業務を行っている職員には、高齢者と飲酒の問題がこれから出てくると思います。
特に、福祉関係の方は実際にそういう現場に居合わせることも多々あるかと思います。
その時に、あまり飲んだらあかんよということで解決できないのが、依存の部分です。
その時にどういう資源があるか…知っておくことは極めて重要です。
⑦さて、自殺予防は担当課だけの仕事ではないというのはもう十分にご認識があると思います。
特別なことをするのではなく、各課で何ができるかということを考えるのも大事だと思います。
その中で、職員の危機管理という側面で…メンタルヘルスを担当している総務課としてはいかがですか?
(メンタルパートナーも含めて?)
今月の2、3日には全国一斉の飲酒運転取り締まりが行われていました。
(県職員の時、職員が飲酒運転で逮捕され懲戒免職になるという事件がありました。
「魔がさした」いうことでしたが、これはまさに依存症の可能性が高いと思われます。)
職員の危機管理の側面から、メンタルヘルスの一つの課題として、スクリーニングをすることは大事だと思います。
⑧次に教育委員会にもお聞きしたいと思います。
自殺は、中高年というイメージがありますが、15歳~29歳までの青少年の一番の死因となっています。
(平成20年青年白書、21年子ども・若者白書)
そういう状況で、小中学生のうちから、何らかの予防教育をすることの必要性を感じますがいかがでしょうか?
大きく2点あると思います。
まずは、ハイリスクの子供の見極めとフォロー。
次に、より広い視野に立った問題解決を高める教育プログラムや、
自らの危機に遭遇した際にどこに援助を求めるかといった予防教育をすることです。
防災もそうですが、これは大事なライフスキルだと思いますね。
最初に社会構造の問題を触れましたが、世の中には多様な価値観、多様な選択肢があるという社会にしていく必要があります。
そういう点で、教育の役割は重要です。
⑨東紀州自殺対策にかかる実態調査報告書(県立看護大学)が今年3月に出されました。
新聞などで報道されたのでご記憶があるかもしれません。
この中で、よく眠れないといった精神衛生上の問題を病気としてとらえない傾向や、医療機関を受診しない、周囲の目が気になる、
病人扱いされそうといった受診への抵抗感があるとの分析がされています。
そして、自殺対策といえば、うつ病対策を中心に、精神科への受診を勧めてきました。
しかし、尾鷲保健所管内には、精神科のクリニックが1施設、しかも週2回しか受診できません。
このように、受診しようにも精神科・心療内科の専門医療機関が少ないことも課題です。
周囲の目や偏見の問題から内科などに受診というケースもあり、今後医療機関のネットワークの充実が望まれます。
また、この地域は住民同士のつながりがある一方、そのつながりが必ずしも居心地がよいとは言えないとの結果が出ています。
深刻な問題を相談しづらい、精神科・心療内科への受診がしづらい等のマイナスの要因があると思われます。
逆に人のつながりを活かした適切な相談先への道筋や、何より自殺というものに対する考え方を変えていく必要があるでしょう。
まちづくりの指針である総合計画の「共に創る」という考えはまさに自殺予防対策でも大事なことで、
「みんなが安心して健やかに暮らせるまち」という基本目標にも合致すると思われます。
しかし、市長は重要な認識をしている割には…総合計画の中に一切記述がないのですが??
⑩最後に、村上龍氏の小説『希望の国のエクソダス』はご存知ですか?
最後の方に「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」といった有名なフレーズがあります。
自殺予防でいう生きるための支援…つまりは希望のもてるまちづくりは政治・行政の一番重要なこところだと思います。
これが希望だ、というものを押しつけるものではなく…安全や安心をどう確保するのか?
最悪の事態にどう備えるかというセーフティネットですね。
防災対策もそうです。医療体制も(365日24時間の救急を維持している)…この地域にとってとても重要なことです。
そして、良い意味でまちが変わっていくという可能性ですね。
以前の質問でも再々申しているのですが、わたしは、今必要なのは、誇りのあるまちではなく、
それぞれの人が希望のもてるまちになることが大事な視点なのだと思います。
今回取り上げた自殺予防という課題は、これからのまちの雰囲気を作っていくのに大変重要なことです。
まず、こういう問題を地域できちっと解決していくことが大事だと思います。
議会用語ですが、質疑と質問には違いがあって、
質疑とは、議案に対して疑問や不明確な点を聞くもので、賛成反対や自分の意見を言うことはできません。
事前に、質疑の内容を通告しておきますが、通告なしの質疑もすることができます。
(議会は委員会中心主義なので、議案の細かな審査は委員会で行うことになります。)
(一般)質問は、市政全般に渡って、自分の考えや提案を行ったり、市政の問題点の追及などを行います。
事前に、質問の内容を通告しておきます。
尾鷲市議会では、一人60分の持ち時間の間に、一問一答という方式で、何度でも質問し、答弁を貰うことができます。
ただ、議会の質問には、市長に反問権(質問の論点を明確にしるための逆質問)がなく、
議員の質問に対して市長が答弁するという形です。
いわゆる議論とイメージすると、聞いているとなんだか形式的だなと思う人もいると思います。
議論を深めるには、議会規則の改正や基本条例の中で、市長に反問権を付与して、逆に議員に質問の意図を説明をさせることが必要であると思います。
今回一般質問には10人が登壇し、初日の2番目にわたしが質問を行いました。
テーマは「尾鷲市の自殺予防対策」についてです。
東紀州地域は、数は少なくても県内でも自殺率が高い地域です。
当の尾鷲市ではここ10年、毎年5~7人が自殺で亡くなっています。
全国的には平成10年から2万人前後だったのが、3万人台へと急増しました。
経済状況の問題が大きいとされましたが、この状態が13年間は続いています。
単なる経済状況の問題ではなく、社会構造の問題という捉え方をする必要があります。
自殺予防は、自殺傾向のある人の洗い出し、フォロー、そして自死した家族などのグリーフケア(悲哀ケア)がありますが、
まだ自殺そのものに対する偏見があり、様々な啓発も必要です。
また、自殺はその人個人の問題だけ済むものではなく、周囲の人の関わりが大きい問題です。
自殺は防ぐことができるもので、自殺につながる精神疾患(統合失調、うつ、アルコール・薬物依存など)や多重債務の問題などの
様々な対応できる資源を当事者に伝えることや、自殺にまつわる偏見を解いていくことなど、市ができることはたくさんあります。
*この地域の自殺予防は、市だけでなく、様々な機関や団体で構成される尾鷲自殺予防ネットワーク会議を中心に行われています。
また、尾鷲市は、いのちささえる真心あふれる社会づくり市区町村連絡協議会にも加盟し、全国市区町村の情報共有、
対策の共有を行っています。
担当課だけの仕事ではないので、教育委員会、総務課など様々な部署の役割についても問いました。
事前の打ち合わせでは、時間の都合もあって一部の原稿しか渡していないのですが、
担当者に重要なキーワードを伝えていたので、しっかりとした答弁をいただきました。
市長も、東紀州の自殺調査報告書を熟読していたようで、想定以外の答弁も色々やり取りできました。
最後に少し時間があったので、ちょうど質問の日にニュースで流れていた幸福度の話をして終わりました。
さて、以下、質問の原稿です。
実際には、答弁(もちろんどのような内容の答弁が返ってくるかは分からない)の内容によって、質問を少し変えつつ、
自分の描いているストーリーで進めます。
時々脱線しそうになることもありますが…。
今回は、「尾鷲市の自殺予防対策」についてお聞きします。
自殺予防というと非常に重いテーマなわけですが、自殺予防は「生きるための支援」であって、
「生き心地のよい社会を目指す」というのが大切な視点であると思っております。
まず、現状についてお話したいと思います。
平成10年(1998年)から、全国の自殺者は3万人を超えています。
平成15年(2003年)の自殺者がピークとなっていますが、未だ3万人を切った年はありません。
毎年、尾鷲市人口の1,5倍以上の人が自殺していることになります。
全国的な対策として、まず、平成18年10月に「自殺対策基本法」が施行されました。
この法律の基本理念は、「自殺は個人的な問題としてのみとらえるべきものではなく」、
その背景に「様々な社会的要因があること」を踏まえて総合的な対策を確立すべき、としています。
次に、基本法に基づき、自殺対策の指針となる「自殺総合対策大綱」が平成19年6月に閣議決定されています。
この中で、「自殺は追い込まれた末の死」であり、「自殺は防ぐことができる」としています。
さらに、平成20年に「自殺対策加速化プラン」、平成22年に「いのちを守る自殺対策緊急プラン」が策定されました。
三重県内の状況を見てみると、全国の傾向と同じように、平成10年から急増し、400人前後で推移しています。
最近では、平成21年の476人)から平成22年の358人と減少率24.7%と都道府県では一番の減少率で、
対策に一定の効果が出たものと思われます。
ちなみに、今年は10月末現在で312人となっており、ほぼ昨年と同様の状況です。
三重県では、平成13年3月に策定されたヘルシーピープルみえ21の中で、「こころの健康」を重要課題として、リスナー養成など
の人材育成を行い、メンタルヘルス対策を中心に行ってきてきました。
その後、平成17年度に三重県自殺予防推進懇談会が立ち上がり、平成18年度には「三重県自殺予防推進協議会」を設置しました。
この中で、関係機関・団体との情報交換、予防対策のあり方について検討を行い、
平成21年3月に「三重県自殺対策行動計画」が策定され、現在、県内各所で対策が実行されているところです。
東紀州地域の状況を見ると、絶対数は少ないものの、平成17年から21年の県平均が人口10万人あたり20.1人に対して、
尾鷲保健所管内で35.6人、熊野保健所管内で32人と、東紀州地域の自殺率の高さが目立ちます。
尾鷲市だけをみると、平成16年から20年の5年間で35人、10万人あたり32.3人(ヘルシーピープル21のデータより)、
1年間で7人ということになりますが、県の平均が20人前後なので、高い率であることがわかります。
①まず、この現状を踏まえた市長の認識をお聞きしたいと思います。
②それを踏まえて、行政が予防対策を行うことは、社会的にどういう意味があると思いますか?
自殺は、不慮の事故や病気による死亡とは違った性質があります。
先ほど、全国で毎年の自殺者数は3万人を超えると言いましたが、未遂者は10倍はいるとされ、そうすると年間30万人、
毎日900人が自殺を図っていることになります。
また、家族や友人など周囲にいる5、6人に心理的な影響を与えると言われていますから、
毎年200万人近い人が、自殺の苦しみに脅かされているということになります。
自殺は話題に上がりにくいことあって、関係者以外ではほとんど知られないまま過ごされてしまうのが現状です。
2万人の尾鷲市に換算すると、毎年400人近い関係者がいるということです。
単なる個人の問題ではないということですね。まず、こういった認識をしていただきたいと思います。
また、生死は本人に任せるべき、周囲の人は止めることができない、覚悟の上の行為であるなど自殺の容認や偏見があるのが現状です
(2007年、2008年内閣府調査)。
しかし、先ほどの数字のように、個人的な問題では済まないが自殺の問題です。
自遺遺族(残された家族、親類)が自責の念を持つことなどでうつ病等の罹患が高いという調査もあり、
このあたりの理解もまだまだではないかと思います。
また、自殺は社会的な問題で、個々の問題解決とともに、広い意味で社会構造を変えていく必要があることから、
行政の強みを生かした取り組みが重要だと感じています。
(繰り返しですが、自殺は、「追い込まれた末の死」であり、「防ぐことができるもの」とされており、「サインをどうとらえる」かが課題です。)
③では、市としてはどういう目標をもって取り組んでいくとお考えですか?
自殺予防大綱の中で、国は平成28年までに平成17年の死亡率を20%減少させることが目標。
県も同様の減少率を見込み、21~24年の4年間でその3分の一を見込んでいます。
こういう不幸の連鎖を断ち切るために、5年後には0の目標を持って取り組んではいかがですか?
本気になれば、それぐらいのことができるのではないか?
(当事者支援、広く市民への啓発など、事業の位置付けをはっきりさせて進めていただきたいと思います。)
④少し、相談先の組織的な課題について…。
例えば多重債務の窓口は、消費者庁の関係で尾鷲市では商工観光課となっており、市町によって担当課は異なります。
また、現在たくさんの相談窓口の一覧があるが…どこにかけてよいやら??(パンフレットをみて)
せめて市の機関だけでも、こういうことを整理していかないといけないと思いますが、何か検討していることはありますか?
それぞれ資源はあるのですが、複雑でどこに行きつくか難しい。
どこかの窓口に問い合わせれば、必要な資源にたどり着くという仕組みが大事だと思います。
⑤そこで、職員の人材育成として重要な位置付けだと思われるメンタルパートナーの養成を行っているとのことでしたが、
この人たちの位置付けや役割、次の展開はどう考えていますか?(8月3日市職員で4人?)
これを職場内に広める?もしくは、市内の各種団体に研修を行う時の講師などキーになる人ですね?
来年度から組織体制を変えることで、出張所で生活相談などを受けることも考えられますね。
そういうことも踏まえた人材育成をお願いしたい。
*メンタルパートナー…自殺予備軍の人などを専門の相談先などにつなぐ人。
気づき・傾聴・つなぐ・見守りが役割。
三重県では、平成23〜26年度の4年間で合計2万人のメンタルパートナを養成していく予定。
⑥ちょっと話を変えて、市長と副市長それぞれ、飲酒をされると思いますので、アルコール関連のことをお聞きしたいと思います。
アルコール依存症というものにどういう印象をお持ちですか?
多量飲酒をする人は自殺のハイリスク者です。
アルコール依存症は、アルコールの摂取より、他人が迷惑を被るという状態です。
また、自分はそうでないという否認の病気とも言われます。
アルコールや薬物の有害使用は自殺予備軍であり、今後の対策の重要なキーになると思います。
こういう、当事者や関係者にどこで情報を拾ってもらうか。
うつは映画のテーマにもなったことなど情報が広がってきましたが、
他の精神疾患でも同じなのですが…アルコール依存や薬物依存などはまだまだ理解されておりません。
昨年度の広報で自殺予防の特集を5回組んでおりました。
当事者や関係者にさらなる気づきの与えられる情報が必要だと思います。
例えば、多量飲酒に対して注意を喚起するポスターをコンビニ、スーパー、クリニック、病院、薬局などに掲示していただくこと、
尾鷲市は1万戸程度ですので、飲酒の自己チェックや相談先を書いたチラシの折り込みを行うことなどは効果的かと思います。
四日市市が重点的に取り組み効果をあげたように、多量飲酒対策は身近な問題で、自殺予防に効果的なものだと思います。 ぜひ尾鷲市ならではの戦略性をもってお願いしたいと思います。
あと、相談業務を行っている職員には、高齢者と飲酒の問題がこれから出てくると思います。
特に、福祉関係の方は実際にそういう現場に居合わせることも多々あるかと思います。
その時に、あまり飲んだらあかんよということで解決できないのが、依存の部分です。
その時にどういう資源があるか…知っておくことは極めて重要です。
⑦さて、自殺予防は担当課だけの仕事ではないというのはもう十分にご認識があると思います。
特別なことをするのではなく、各課で何ができるかということを考えるのも大事だと思います。
その中で、職員の危機管理という側面で…メンタルヘルスを担当している総務課としてはいかがですか?
(メンタルパートナーも含めて?)
今月の2、3日には全国一斉の飲酒運転取り締まりが行われていました。
(県職員の時、職員が飲酒運転で逮捕され懲戒免職になるという事件がありました。
「魔がさした」いうことでしたが、これはまさに依存症の可能性が高いと思われます。)
職員の危機管理の側面から、メンタルヘルスの一つの課題として、スクリーニングをすることは大事だと思います。
⑧次に教育委員会にもお聞きしたいと思います。
自殺は、中高年というイメージがありますが、15歳~29歳までの青少年の一番の死因となっています。
(平成20年青年白書、21年子ども・若者白書)
そういう状況で、小中学生のうちから、何らかの予防教育をすることの必要性を感じますがいかがでしょうか?
大きく2点あると思います。
まずは、ハイリスクの子供の見極めとフォロー。
次に、より広い視野に立った問題解決を高める教育プログラムや、
自らの危機に遭遇した際にどこに援助を求めるかといった予防教育をすることです。
防災もそうですが、これは大事なライフスキルだと思いますね。
最初に社会構造の問題を触れましたが、世の中には多様な価値観、多様な選択肢があるという社会にしていく必要があります。
そういう点で、教育の役割は重要です。
⑨東紀州自殺対策にかかる実態調査報告書(県立看護大学)が今年3月に出されました。
新聞などで報道されたのでご記憶があるかもしれません。
この中で、よく眠れないといった精神衛生上の問題を病気としてとらえない傾向や、医療機関を受診しない、周囲の目が気になる、
病人扱いされそうといった受診への抵抗感があるとの分析がされています。
そして、自殺対策といえば、うつ病対策を中心に、精神科への受診を勧めてきました。
しかし、尾鷲保健所管内には、精神科のクリニックが1施設、しかも週2回しか受診できません。
このように、受診しようにも精神科・心療内科の専門医療機関が少ないことも課題です。
周囲の目や偏見の問題から内科などに受診というケースもあり、今後医療機関のネットワークの充実が望まれます。
また、この地域は住民同士のつながりがある一方、そのつながりが必ずしも居心地がよいとは言えないとの結果が出ています。
深刻な問題を相談しづらい、精神科・心療内科への受診がしづらい等のマイナスの要因があると思われます。
逆に人のつながりを活かした適切な相談先への道筋や、何より自殺というものに対する考え方を変えていく必要があるでしょう。
まちづくりの指針である総合計画の「共に創る」という考えはまさに自殺予防対策でも大事なことで、
「みんなが安心して健やかに暮らせるまち」という基本目標にも合致すると思われます。
しかし、市長は重要な認識をしている割には…総合計画の中に一切記述がないのですが??
⑩最後に、村上龍氏の小説『希望の国のエクソダス』はご存知ですか?
最後の方に「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」といった有名なフレーズがあります。
自殺予防でいう生きるための支援…つまりは希望のもてるまちづくりは政治・行政の一番重要なこところだと思います。
これが希望だ、というものを押しつけるものではなく…安全や安心をどう確保するのか?
最悪の事態にどう備えるかというセーフティネットですね。
防災対策もそうです。医療体制も(365日24時間の救急を維持している)…この地域にとってとても重要なことです。
そして、良い意味でまちが変わっていくという可能性ですね。
以前の質問でも再々申しているのですが、わたしは、今必要なのは、誇りのあるまちではなく、
それぞれの人が希望のもてるまちになることが大事な視点なのだと思います。
今回取り上げた自殺予防という課題は、これからのまちの雰囲気を作っていくのに大変重要なことです。
まず、こういう問題を地域できちっと解決していくことが大事だと思います。
2011年12月05日
古文書の解説(氏寺旧記と賀田の庄屋文書)
わたしの出身は三重県は尾鷲市の賀田町という地区ですが、

(とある日の賀田湾)
昭和29年に尾鷲市が誕生するまで、南牟婁郡南輪内村、その前は、賀田村でした。
(賀田は、加田・嘉田・嘉多と書くこともあったようで、干潟のがたが由来のようです。
今では一部の干潟を残すだけですが、昭和30年代に埋めたてされるまで、遠浅の干潟と松林が広がっていたとか。)

(賀田公民館前の小浜川…左の建物は元映画館。)
昨年9月に、観音堂のすぐ下にある小屋(地下蔵(じげくら)?)でブリキの衣装箱に入れられた古文書(賀田村庄屋文書)が出てきたということで、
林業家の濱中良平さんが解読を進め、発見した区役員の大川勝彦さんがそれを冊子にし120部作成しました。

今回、解読した濱中氏が古文書を解説する 「氏寺旧記と賀田の庄屋文書」と題した講演会が行われました。
「氏寺旧記」は、賀田唯一のお寺である東禅寺(宗派は曹洞宗)にあった古文書で、1600年前後から代々の和尚が、賀田の歴史について書き残しており、
市の文化財になっています。
*この東禅寺山門の壁には、尾鷲市年表・東禅寺過去帳よりとする、684年東海道地震・伊豆噴火~1971年集中豪雨・山津波まで、
この地域に関係する災害の記録が記されています。
寺に残る「氏寺旧記」、今回発見された「賀田村庄屋文書」、濱中家に残る「高瀬山売買文書」、
田中利保氏所有の庄屋文書「高瀬山買入証文控」の4つの文書は、賀田の歴史が良く分かる貴重な文献とのことです。
これらを照らし合わせることで、より事実に近い史実ということが言えるでしょう。
しかし、残念なことに、宝暦8年(1758年)に当時7代目の庄屋である榎本又次郎喜雅氏が、箱に入れて保管したようですが、
巻物の芯の部分に、まだまだ珍しいものたくさんあるが、虫が食ってもう読めないから処分したと書いているとのことです。
45名もの人が講演会に参加し、町外からの参加者もいました。

最近、ローカルアイデンティティの再生といったことが言われます。
自分の生まれ育った地域のルーツを探るのは興味深いことです。
今は、高齢化が進むこの地域では、こういうルーツを探る最後の機会かもしれません。
1707年の宝永の大地震の記録もありました。(この年は富士山の噴火した最後の年?)

浜通りは流され11名が亡くなったとか。。。

寺の建立(1658年)、(隣町の)曽根との争い(1649年)などの話を聞きました。
解読が進めば、まだまだ興味深い話が出てくることでしょう。
(とある日の賀田湾)
昭和29年に尾鷲市が誕生するまで、南牟婁郡南輪内村、その前は、賀田村でした。
(賀田は、加田・嘉田・嘉多と書くこともあったようで、干潟のがたが由来のようです。
今では一部の干潟を残すだけですが、昭和30年代に埋めたてされるまで、遠浅の干潟と松林が広がっていたとか。)
(賀田公民館前の小浜川…左の建物は元映画館。)
昨年9月に、観音堂のすぐ下にある小屋(地下蔵(じげくら)?)でブリキの衣装箱に入れられた古文書(賀田村庄屋文書)が出てきたということで、
林業家の濱中良平さんが解読を進め、発見した区役員の大川勝彦さんがそれを冊子にし120部作成しました。
今回、解読した濱中氏が古文書を解説する 「氏寺旧記と賀田の庄屋文書」と題した講演会が行われました。
「氏寺旧記」は、賀田唯一のお寺である東禅寺(宗派は曹洞宗)にあった古文書で、1600年前後から代々の和尚が、賀田の歴史について書き残しており、
市の文化財になっています。
*この東禅寺山門の壁には、尾鷲市年表・東禅寺過去帳よりとする、684年東海道地震・伊豆噴火~1971年集中豪雨・山津波まで、
この地域に関係する災害の記録が記されています。
寺に残る「氏寺旧記」、今回発見された「賀田村庄屋文書」、濱中家に残る「高瀬山売買文書」、
田中利保氏所有の庄屋文書「高瀬山買入証文控」の4つの文書は、賀田の歴史が良く分かる貴重な文献とのことです。
これらを照らし合わせることで、より事実に近い史実ということが言えるでしょう。
しかし、残念なことに、宝暦8年(1758年)に当時7代目の庄屋である榎本又次郎喜雅氏が、箱に入れて保管したようですが、
巻物の芯の部分に、まだまだ珍しいものたくさんあるが、虫が食ってもう読めないから処分したと書いているとのことです。
45名もの人が講演会に参加し、町外からの参加者もいました。
最近、ローカルアイデンティティの再生といったことが言われます。
自分の生まれ育った地域のルーツを探るのは興味深いことです。
今は、高齢化が進むこの地域では、こういうルーツを探る最後の機会かもしれません。
1707年の宝永の大地震の記録もありました。(この年は富士山の噴火した最後の年?)
浜通りは流され11名が亡くなったとか。。。
寺の建立(1658年)、(隣町の)曽根との争い(1649年)などの話を聞きました。
解読が進めば、まだまだ興味深い話が出てくることでしょう。
2011年11月29日
平成23年第4回定例会(初日)
いよいよ師走…今年最後の定例会が開催されます。
昨日は、全員協議会が開催され、道の駅設置について、副市長・市長公室長などから説明を受けました。
すでに尾鷲市「道の駅」設置検討会議(設置を前提として議論している会議です)が4回開催され、
熊野尾鷲道路の尾鷲南IC付近が第一候補地として概ね決定しています。
しかし、尾鷲南~北ICの早期開通も見込まれ、前提条件が変わってきたことや、
総合計画、都市マスタープランなどとの整合性もない大型事業ということから、もう少し議論をという声が少なくなかったように思います。
市の事業で(わたしの考える)優先順位から考えても、今、すぐに設置しなくてはならないものとは思えません。
副市長の説明の中では、国が道の駅事業をそろそろ撤退しようという(ここ20年間で全国に1000弱の道の駅ができた)
状況下で、今でなければ設置できないのではということでした。
確かに国がパーキングを整備するに伴い道の駅を設置することで、市の持ち出しは少なく済むかもしれません。
しかし、本当に必要なものなのか(誰に必要なものなのか、来訪者か、市民か…)の議論をすっ飛ばして、
国の事情があれど、設置ありきで議論が進んでいるのは、共に創るという市政理念と合致しないように思います。
負の遺産になってはいけない海洋深層水、尾鷲の観光スポットして定着してきた夢古道の拡充といった課題がある中で、
どのような政策決定をしていけば最善なのか、見極めが大切です。
*道の駅は、市町村もしくはそれに代わる団体が設置する施設で、道路局に登録します。
24時間の休憩機能、情報発信機能、地域連携機能の3つの機能をもち、最近では防災施設としての機能も付加されてきています。
8月25日現在、全国に977の道の駅があり、三重県内は15、東紀州の2市3町には5の道の駅があります。
さて、議会は11月24日に全員協議会で日程、議案の概要説明があり、11月29日に開会しました。
12月5~7日に質疑・一般質問、8日に生活文教常任委員会、9日に総務産業常任委員会、
12~13日に予算決算常任委員会、14日が最終日で閉会の予定です。
今回の議会では、議案が14件、諮問が1件、報告が4件あります。
議案第48号 尾鷲市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について
議案第49号 尾鷲市消防団等公務災害補償条例の一部改正について
議案第50号 尾鷲市市税条例等の一部改正について
議案第51号 尾鷲市都市計画条例の一部改正について
議案第52号 尾鷲市総合保養地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部改正について
議案第53号 尾鷲市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第54号 平成23年度尾鷲市一般会計補正予算(第4号)の議決について
220,392千万円補正し、合計9,877,229千万円とするもの。
議案第55号 平成23年度尾鷲市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の議決について
51,788千万円補正し、合計2,856,784万円とするもの。
議案第56号 平成23年度尾鷲市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)の議決について
6,157千円補正し、合計526,732万円とするもの。
議案第57号 平成23年度尾鷲市病院事業会計補正予算(第3号)の議決について
歳入77,552千万円補正し、4,529,950千万円とし、
歳出67,834千円補正し、4,989,447千万円とするもの。
(当年度純損失は、3億2273万6千円)
議案第58号 平成23年度尾鷲市水道事業会計補正予算(第1号)の議決について
歳入698,903万円は変わらず、歳出-904万円補正し、831,1051千円とするもの。
(当年度純利益は、1億371万41千円)
議案第59号 第6次尾鷲市総合計画の基本構想及び基本計画の議決について
議案第60号 工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)
(追加工事に伴い、680,947,050円→709,503,900円の変更契約をするもの)
議案第61号 職員の給与に関する条例及び職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について
(人事院勧告により、今年4月にさかのぼり0.23%の引き下げを行うもの)
諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について
(尾鷲市九鬼町の川上輝佐子氏を推薦するもの)
報告第10号 専決処分事項について(損害賠償の額の決定)
報告第11号 専決処分事項について(損害賠償の額の決定)
報告第12号 専決処分事項について(損害賠償の額の決定)
(台風12号による墓石の損賠賠償)
報告第13号 須賀利巡航船有限会社の平成23年度決算及び平成24年度事業計画等について
尾鷲小学校工事の2回目の変更契約、
24年度からの10年間のまちづくり指針となる総合計画の議決など、重要案件がいくつかあります。
初日は、市政報告と提案理由の説明がありました。
議案第61号 職員の給与に関する条例及び職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について
12月1日からの適応のため、初日で議決されました。
総額で約200万円ほどの削減額になります。
諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について
こちらも全会一致で同意されました。
昨日は、全員協議会が開催され、道の駅設置について、副市長・市長公室長などから説明を受けました。
すでに尾鷲市「道の駅」設置検討会議(設置を前提として議論している会議です)が4回開催され、
熊野尾鷲道路の尾鷲南IC付近が第一候補地として概ね決定しています。
しかし、尾鷲南~北ICの早期開通も見込まれ、前提条件が変わってきたことや、
総合計画、都市マスタープランなどとの整合性もない大型事業ということから、もう少し議論をという声が少なくなかったように思います。
市の事業で(わたしの考える)優先順位から考えても、今、すぐに設置しなくてはならないものとは思えません。
副市長の説明の中では、国が道の駅事業をそろそろ撤退しようという(ここ20年間で全国に1000弱の道の駅ができた)
状況下で、今でなければ設置できないのではということでした。
確かに国がパーキングを整備するに伴い道の駅を設置することで、市の持ち出しは少なく済むかもしれません。
しかし、本当に必要なものなのか(誰に必要なものなのか、来訪者か、市民か…)の議論をすっ飛ばして、
国の事情があれど、設置ありきで議論が進んでいるのは、共に創るという市政理念と合致しないように思います。
負の遺産になってはいけない海洋深層水、尾鷲の観光スポットして定着してきた夢古道の拡充といった課題がある中で、
どのような政策決定をしていけば最善なのか、見極めが大切です。
*道の駅は、市町村もしくはそれに代わる団体が設置する施設で、道路局に登録します。
24時間の休憩機能、情報発信機能、地域連携機能の3つの機能をもち、最近では防災施設としての機能も付加されてきています。
8月25日現在、全国に977の道の駅があり、三重県内は15、東紀州の2市3町には5の道の駅があります。
さて、議会は11月24日に全員協議会で日程、議案の概要説明があり、11月29日に開会しました。
12月5~7日に質疑・一般質問、8日に生活文教常任委員会、9日に総務産業常任委員会、
12~13日に予算決算常任委員会、14日が最終日で閉会の予定です。
今回の議会では、議案が14件、諮問が1件、報告が4件あります。
議案第48号 尾鷲市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について
議案第49号 尾鷲市消防団等公務災害補償条例の一部改正について
議案第50号 尾鷲市市税条例等の一部改正について
議案第51号 尾鷲市都市計画条例の一部改正について
議案第52号 尾鷲市総合保養地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部改正について
議案第53号 尾鷲市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第54号 平成23年度尾鷲市一般会計補正予算(第4号)の議決について
220,392千万円補正し、合計9,877,229千万円とするもの。
議案第55号 平成23年度尾鷲市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の議決について
51,788千万円補正し、合計2,856,784万円とするもの。
議案第56号 平成23年度尾鷲市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)の議決について
6,157千円補正し、合計526,732万円とするもの。
議案第57号 平成23年度尾鷲市病院事業会計補正予算(第3号)の議決について
歳入77,552千万円補正し、4,529,950千万円とし、
歳出67,834千円補正し、4,989,447千万円とするもの。
(当年度純損失は、3億2273万6千円)
議案第58号 平成23年度尾鷲市水道事業会計補正予算(第1号)の議決について
歳入698,903万円は変わらず、歳出-904万円補正し、831,1051千円とするもの。
(当年度純利益は、1億371万41千円)
議案第59号 第6次尾鷲市総合計画の基本構想及び基本計画の議決について
議案第60号 工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)
(追加工事に伴い、680,947,050円→709,503,900円の変更契約をするもの)
議案第61号 職員の給与に関する条例及び職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について
(人事院勧告により、今年4月にさかのぼり0.23%の引き下げを行うもの)
諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について
(尾鷲市九鬼町の川上輝佐子氏を推薦するもの)
報告第10号 専決処分事項について(損害賠償の額の決定)
報告第11号 専決処分事項について(損害賠償の額の決定)
報告第12号 専決処分事項について(損害賠償の額の決定)
(台風12号による墓石の損賠賠償)
報告第13号 須賀利巡航船有限会社の平成23年度決算及び平成24年度事業計画等について
尾鷲小学校工事の2回目の変更契約、
24年度からの10年間のまちづくり指針となる総合計画の議決など、重要案件がいくつかあります。
初日は、市政報告と提案理由の説明がありました。
議案第61号 職員の給与に関する条例及び職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について
12月1日からの適応のため、初日で議決されました。
総額で約200万円ほどの削減額になります。
諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について
こちらも全会一致で同意されました。
2011年11月28日
天満荘と焼き物展
時々活動を報告している尾鷲の天満荘。
今年初めににも焼き物の展示会が行われていましたが…
11月25(金)~28日(月)まで東京都世田谷区で陶芸工房四季火土を営む陶芸師・矢野孝徳(やのたかのり)さんの陶芸展が行われていました。

様々な釉薬、土を利用した日曜に使いやすい作品が多数展示されています。
尾鷲の土や砂、備長炭を混ぜたマグカップもありました。

矢野さんは藤沢から尾鷲に引っ越してきた作家の甲斐崎圭さん(最近の著書では「もうひとつの熊野古道「伊勢路」物語」(創元社)があります。)
の知り合いということで、天満荘(NPO法人天満浦百人会)の協力と、東紀州観光まちづくり公社の後援で実現したようです。
矢野さんは、もともと九州出身で、農業大学の造園学科を卒業していることから、植物関係にも詳しいらしいですが…
お茶目で面白い方でした。
大学時代に大病をされたのがきっかけとのことで、作風の優しい雰囲気はそういうところからも来ているのかもしれません。

天満荘の標高は約25m…実に尾鷲湾の眺めがよいです。
ようやくここ1週間で寒くなってきたところですが、庭の植物がすっかり紅葉していました。

(ここは天満荘から少し離れた長浜地区…緊急避難階段から見た尾鷲湾)
今年初めににも焼き物の展示会が行われていましたが…
11月25(金)~28日(月)まで東京都世田谷区で陶芸工房四季火土を営む陶芸師・矢野孝徳(やのたかのり)さんの陶芸展が行われていました。
様々な釉薬、土を利用した日曜に使いやすい作品が多数展示されています。
尾鷲の土や砂、備長炭を混ぜたマグカップもありました。
矢野さんは藤沢から尾鷲に引っ越してきた作家の甲斐崎圭さん(最近の著書では「もうひとつの熊野古道「伊勢路」物語」(創元社)があります。)
の知り合いということで、天満荘(NPO法人天満浦百人会)の協力と、東紀州観光まちづくり公社の後援で実現したようです。
矢野さんは、もともと九州出身で、農業大学の造園学科を卒業していることから、植物関係にも詳しいらしいですが…
お茶目で面白い方でした。
大学時代に大病をされたのがきっかけとのことで、作風の優しい雰囲気はそういうところからも来ているのかもしれません。
天満荘の標高は約25m…実に尾鷲湾の眺めがよいです。
ようやくここ1週間で寒くなってきたところですが、庭の植物がすっかり紅葉していました。
(ここは天満荘から少し離れた長浜地区…緊急避難階段から見た尾鷲湾)
2011年11月27日
巨大津波対処関係機関合同訓練と防災講演会
平成23年度尾鷲市巨大津波対処関係機関合同訓練(尾鷲市・三重県主催)が、尾鷲港埋立地を会場に行われました。

9:00住民への情報伝達訓練(発災)からはじまり、会場漂流者捜索、救助訓練・津波孤立者救助訓練、
警察機動隊救助訓練、三重紀北消防基本訓練、緊急会場輸送訓練など11時過ぎまで様々な訓練が行われました。

陸上・海上自衛隊、海上保安庁、尾鷲警察署、三重紀北消防組合、三重県、尾鷲市など多数の関係機関が参加しました。

防災フェアとして、
尾鷲市連合婦人会の炊き出し(非常食の試食)や、三重県の地震体験者、NTT西日本による171体験、
尾鷲警察・紀北消防・陸上自衛隊による車両展示、
NTTドコモ・ソフトバンクによる防災メール登録、(株)日貿による防災グッズ展示、
尾鷲市・電気興業(株)・JAMSTEC(海洋研究機構)・中部電力(株)によるパネル展示などが行われました。
その夜…
尾鷲市生活・介護支援サポーター養成講座(介護予防教室)を行っているNPO法人元気寿命を創造する会の会長で、
川崎医療福祉大学(倉敷市)の長尾憲樹教授による防災講演会が開催されました。
緊急提言「津波は、逃げるが勝ち!」 防災・減災・生存避難 「ぜったい来るで“巨大地震”どないすんどな」と尾鷲弁でのテーマ。
今日にも明日にも起こるかもしれない地震・津波に対して何ができるか?という話です。
この日には、上記講座が開催され、尾鷲ひのき体操が披露されたところです。
ひのき体操とは、尾鷲ひのきにマジックテープを張り付けることで、ひのきの香りを楽しみつつ、手などの運動ができるというものです。

さて、防災講演会の一部は、9月の介護予防教室の中で披露されましたが…。
会場内を動き回りながら、また参加者に質問もしながら、「運動」という観点から実践も交えて、津波に対処する方法を熱く話をしていました。

(ロープを使って、避難の実践中)

(浸水域の最終手段として浮クッションを装備しておく)
高齢化に伴い、行政が行う防災対策には限界があり、考え方を変える必要があります。
(10年後には尾鷲の高齢化率は40%を超える)
83歳の女性の言葉で、いざという時のために、平地だけでなく起伏のあるところを歩いて体力をつけることが必要ではないかと。
その人の体力に合わせて、少しでも階段や坂を登ることを普段から心がけることが、いざという時に役に立つということ。
新しい予測では10m以上の津波がきます。
津波の性質を考えると、場所のよっては30mや40mの高さのところまで逃げる必要が出てきます。
できるだけ自助努力で、杖をついてでも、引っ張ってもらってでも、歩くことができること。
そういう人が増えることが、高齢者が増えても元気なまちにするコツかもしれません。
この取り組みを尾鷲から、三重県、そして全国に広めたいとのことでした。
9:00住民への情報伝達訓練(発災)からはじまり、会場漂流者捜索、救助訓練・津波孤立者救助訓練、
警察機動隊救助訓練、三重紀北消防基本訓練、緊急会場輸送訓練など11時過ぎまで様々な訓練が行われました。
陸上・海上自衛隊、海上保安庁、尾鷲警察署、三重紀北消防組合、三重県、尾鷲市など多数の関係機関が参加しました。
防災フェアとして、
尾鷲市連合婦人会の炊き出し(非常食の試食)や、三重県の地震体験者、NTT西日本による171体験、
尾鷲警察・紀北消防・陸上自衛隊による車両展示、
NTTドコモ・ソフトバンクによる防災メール登録、(株)日貿による防災グッズ展示、
尾鷲市・電気興業(株)・JAMSTEC(海洋研究機構)・中部電力(株)によるパネル展示などが行われました。
その夜…
尾鷲市生活・介護支援サポーター養成講座(介護予防教室)を行っているNPO法人元気寿命を創造する会の会長で、
川崎医療福祉大学(倉敷市)の長尾憲樹教授による防災講演会が開催されました。
緊急提言「津波は、逃げるが勝ち!」 防災・減災・生存避難 「ぜったい来るで“巨大地震”どないすんどな」と尾鷲弁でのテーマ。
今日にも明日にも起こるかもしれない地震・津波に対して何ができるか?という話です。
この日には、上記講座が開催され、尾鷲ひのき体操が披露されたところです。
ひのき体操とは、尾鷲ひのきにマジックテープを張り付けることで、ひのきの香りを楽しみつつ、手などの運動ができるというものです。
さて、防災講演会の一部は、9月の介護予防教室の中で披露されましたが…。
会場内を動き回りながら、また参加者に質問もしながら、「運動」という観点から実践も交えて、津波に対処する方法を熱く話をしていました。
(ロープを使って、避難の実践中)
(浸水域の最終手段として浮クッションを装備しておく)
高齢化に伴い、行政が行う防災対策には限界があり、考え方を変える必要があります。
(10年後には尾鷲の高齢化率は40%を超える)
83歳の女性の言葉で、いざという時のために、平地だけでなく起伏のあるところを歩いて体力をつけることが必要ではないかと。
その人の体力に合わせて、少しでも階段や坂を登ることを普段から心がけることが、いざという時に役に立つということ。
新しい予測では10m以上の津波がきます。
津波の性質を考えると、場所のよっては30mや40mの高さのところまで逃げる必要が出てきます。
できるだけ自助努力で、杖をついてでも、引っ張ってもらってでも、歩くことができること。
そういう人が増えることが、高齢者が増えても元気なまちにするコツかもしれません。
この取り組みを尾鷲から、三重県、そして全国に広めたいとのことでした。



